PiTFTを入手した。
ラズベリーパイの調理法 大きくなった PiTFT 3.5" 480x320
3.5インチの抵抗被膜型タッチパネル液晶モニタだ。
使用ハードウェアピンは、SPIピン(SCK, MOSI, MISO, CE0, CE1)、GPIOピン(#24, #25, #18)。
と書かれているが情報が少なく苦労したので備忘録として残すことにする。
<追記 2020年>
以下の方法でのインストールは情報が古く出来なくなっていたためインストール方法の情報を更新しました↓
ーー インストール ーー
単純にGPIOピンに刺して電源ONすると最初は真っ白の画面が表示される。
PiTFTを設定したカーネルイメージを利用するという方法もあるが、僕は現環境をそのまま使いたかったので、まずSDカードのバックアップをとり現環境に追加インストールすることにした
インストール前に自作のGPIOを利用しているアプリケーションは全部無効にする必要がある。
自分用メモ(sudo systemctl disable gpio_fan_controld)
アップデートもしておく
sudo apt-get update
sudo apt-get upgrade
まずコチラの簡易インストールという方法を試してみた。
ダメだった。OSのバージョンの違いなのか原因はわからないがHDMIで「startx」とすると一度だけ映ったのだがその後エラーを吐いて映らなかった。
コチラの方法でインストール成功した。
apt-getからブートローダーをインストールする方法
Adafruit PiTFT 3.5" Touch Screen for Raspberry Pi - IT LinesIT Lines
curl –SLs https://apt.adafruit.com/add | sudo bash
sudo apt–get install raspberrypi–bootloader
(↑かなり時間がかかる)
sudo apt–get install adafruit–pitft–helper
sudo adafruit–pitft–helper –t 35r
再起動でディスプレイが有効になった。
真っ白画面がしばらくすると黒くなってモニタにコンソールが表示されるようになる。
ーー インストール終了 ーー
ここからが本題
で、直接GPIOに刺したらモニタ裏の端子を使って他の信号をやりとりできるらしいがどの端子をモニタが使ってどの端子がフリーなのか?という情報が少なかった
結局必要な端子は
・SPIピン(SCK, MOSI, MISO, CE0, CE1)
・GPIOピン(#24, #25, #18)
・電源5V
GND
の計10本だった。
参考にしたのはこのページ一番したの回路図と配線図
Adafruit PiTFT 3.5" Touch Screen for Raspberry Pi - IT LinesIT Lines
それを元に使われている端子を図に起こしたのがコチラ
RPi1 B+ 側の端子
赤四角がPiTFTの端子が重なる部分
赤●がPiTFTで使われている部分
黒○はGND
青●が空き端子
赤●端子(電源5Vは2つだから1つにする)+GNDで接続するとちゃんと表示された。
作業に当たって、お互いの基盤を裏返すと端子オス側とメス側で反対向きになるので刺し間違えないように刺さない端子はセロテープでマスクした。
表示速度があまり早くないが何か設定があるのかもしれない。そのままでも用途を割りきれば十分実用に耐えると思われる。
しかしRPiの電源オフでも画面スリープでもバックライトが点灯したままなのが不満ではある。