スマートウォッチで心拍計付きのものが運動や睡眠の管理に役立つというので僕もスマートウォッチ「SW321」を入手しました。その使い心地をレビューします。
スマホアプリ「VeryFitPro」と連動させるとこのような感じで睡眠の質や脈拍や歩数を記録表示してくれます。
iOS用
アプリは若干日本語が変なところもありますが理解できるので問題無いでしょう。
SW321を選択した理由は25gという本体の軽さと充電池の持ちがいいこと。使い方によっては一週間に一回程度の充電でいけるそうです。
あと心拍計が思いのほか優秀でした。Amazonのレビュには「心拍センサーはダミーのようです」とありましたが、おそらく着け方の問題と機器内部のノイズ修正アルゴリズムの問題だと思います。手持ちの医療用パルスオキシメーターにも追随していて何も問題ありません。ダミーであるとすれば逆に振動センサが優秀すぎて驚きます。
いろいろ試した結果、装着のポイントは手首のくびれを避け、少し上の方の肉の厚い側に密着させるように装着すると精度が良いようです。軽くグラグラする程度に巻き付けたり骨の上に装着すると誤差が出やすいようです。
「スマートブレスレット SW 321/GanRiver」開封レビュー
本体横の物理スイッチは単押しでモード切り換え。長押しでスポーツモードに入り、ダブルクリックでタイム計測開始、長押しで終了です。
手首に装着してクルッと目の方向に向けると表示されるので時計の確認にボタン操作は必用ありません。
問題点としましては日中直射日光直下では表示が暗くて見辛いということでしょう。室内や夜間は問題ありません。
スマホ探し機能もありますが、モードを切り替えて本体横のスイッチをダブルクリックでスマホから呼び出し音が鳴ります。但し、呼び出し音はメディア再生音と連動しているようですので音量が下がっていると見つけにくいでしょう。
単体で動作可能なのでダイエット目的としたランニングにも大いに役立ちます。
有酸素運動で効率良く脂肪を燃焼させるためには「最大心拍数」の60~70%を20分以上保つことが理想とされています。
「最大心拍」は現状の最大の心拍数ですが、通常計測が困難ですので
「220ー年齢」で求めるとされています。
例えば
20歳なら(220ー20歳)=200の60%=120/分、
30歳なら(220ー30歳)=190の60%=114/分、
40歳なら(220ー40歳)=180の60%=108/分、
というように算出できます。
この心拍数を20分以上維持することで脂肪燃焼の効率が上がるということです。
詳しくは「心拍ダイエット」というワードで検索すると沢山情報が出て来ますので調べて見てください。
スマートウォッチで用いられている心拍計は光学式のものです。参考動画
チェストストラップ式ハートレートモニターと光学式心拍計の違い
その他心拍計付きの気になったスマートブレスレット、スマートウォッチを挙げておきます。
SW321の上位機種SW328 リモート音楽プレーヤー操作可能 109g
自転車モード対応 IP67防水 81.6g
LINE通知対応 血圧計付き 20g
時計型 血圧計付き 141g
カラー表示で情報量多い 血圧計付き 99.8g
こちらも多機能カラー液晶 27.2g
多機能なものも安く出て来ています。
しかし、あまり多機能すぎると電池持ちが悪かったり重かったりするので目的に合わせたものを選択するのが良いでしょう。