DreamerDreamのブログ

夢想家の夢です。〜揚げたてのモヤっとしたものをラフレシアと共に〜

3Dプリンターの原理 ①立体の作られ方

「3Dプリンター」というと複雑な機械のイメージを思い浮かべますよね。

それは原理を知らないからです。

 

今回は小学生でもわかるように3Dプリンターの原理について書いていきます。

 

簡単にいうと3Dプリンタはソフトクリームと同じです。


【職人技】マルカンビル大食堂ソフトクリーム巻き

 

簡単に言ってしまえば、

「1本のにゅるにゅると出て来る素材(3Dプリンターの場合は樹脂)を下から上に積み重ねている」

だけです。

 

そのように言ってしまえば簡単なのですが、素材を上手に積み重ねるのは至難の技!ソフトクリームでも上の動画のように積むのは素人ではまず無理で、何度も何度も練習して身につける職人技です。

 

樹脂を積み重ねる練習をして職人になってみたいですか?なら3Dペンがオススメです。 小学生には安全な50度程度の低温で出力できる3Dペンをどうぞ↓

dreamerdream.hateblo.jp

 

この難儀な技を練習なんかせずに、機械にやらせちゃいましょう!

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というのが3Dプリンターです。

具体的には

  • 上の3Dペンの出力ヘッドをどの位置からどの位置まで移動させるか?
  • 移動移動中のスピードは?
  • 移動中に素材を出す量は?
  • 温度は?

これらを指定して命令を書いてやれば機械がその通りに動いてくれます。

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出力ヘッド位置の命令は「座標」で現されます。

座標は2次元のX(左右)Y(前後)軸として指定します。

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3Dだから3次元では?と思われるかもしれませんが、3Dプリンターが表現する3次元は2次元のものを積み重ねることで3次元にしていますので一層目が終わるまでは2次元の物体として表現されます。 

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一層目が終われば今度はZ(上下)軸を指定して二層目を出力します。

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2次元の物体をそれぞれの層に分けて繰り返し繰り返し積み重ねていくことで3次元の物体にしているのです。

それぞれの層では2次元の物体だけど、f:id:DreamerDream:20190507115743p:plain

積むと↓

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立体(3次元の物体)になる。

 

では、どうやってその命令を書くのでしょうか?

というのは次回に

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