<動画>左から順番に
- Wear OS by Google スマートウォッチTicWatch E
- 格安スマートブレスレッドSW321
- パルスオキシメーター(心拍の表示は右側の数字)
心拍数計の挙動を同時に比較してみました。
流石に専用の機械だけあってパルスオキシメーターの反応が早いです。
また心拍がリアルタイムでグラフとして表示されるのも不整脈を見分けるのに役に立ちます。
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次いで意外と格安のスマートブレスレッドがパルスオキシメーターに追随して同じような値を出しています。
♡マークの点滅は「計測中」というサインであって実際の心拍とは関係が無いようです。
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スマートウォッチは計測が表示されるまである程度の時間が必用なようです。
♡マークの動きは実際の心拍と連動しているというより、現時点で計測中の心拍数に合わせて動かしている様子です。
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ここで注意していただきたいのですが、決して速度が速いから精度が良い、遅いから精度が悪いというわけではありません。
どの機械においてもノイズ除去のための内部でローパスフィルタというアルゴリズムで心拍だけを検知するように処理をしているのでその仕様により反応速度が違って来るのは当然です。
たとえば、反応の早いパルスオキシメーターの場合、指先に装着したまま運動するという使い方は想定されていませんので身体の動きによるノイズを考慮する必用はありません。
逆にブレスレットやウォッチは装着したまま動作することを想定した作りですのである程度のノイズを除去し、場合によっては計測できなかった心拍を前後の心拍数で補うという補完処理も必用になります。
そういった使い方の想定によっても内部のアルゴリズムは違って来ます。
使う用途に応じた物を選択しましょう。