この方法には既に先輩がいらっしゃいます。
<参考>
低温調理器を電子工作なしで自作する(約5,000円) - toyoshiの日記
前回、ラズパイと炊飯器を使って自作の低温調理器を作りました↓
お肉のアクチンが変性する温度である65℃のギリギリを攻める調理でなければ多少の水温の変化は問題無いので電子工作無しで、既製品を利用することで低温調理器を作ることは出来ます。
今回は、そんな低温調理器を作る為の材料をピックアップしてみることにします。
サーモスタット
指定温度になるとヒーターをON-OFF制御するための部品。
何時間も放置して調理するにはまずこれが無いと始まりません。
100Vコンセントでそのまま使えて-40℃〜120℃まで対応している激安商品がこちら↓
水槽用ヒーター(サーモ無し)
こちらは使用する容器のサイズに気をつけて選択する必用があります。しっかり水に浸かるサイズを選択しましょう。
ヒーター自体にサーモが内臓されているものが多いので外部から制御するにはサーモ無しのヒーターを選ぶ必用があります。
クリーム泡立て器
温水を循環させるのによく「水中ポンプ」が使われていますが、要するに中のお湯を撹拌させれば良いので水中でスクリューがクルクル回るだけで充分です。
というか百均にありますからコレ。
タイマー
間違いなく99分以上の調理になるのできちんと時間を計りたいなら時間のカウントができるこちらがあったら便利、まあなくても平気。
保温容器
別にバケツでも鍋でもかまいませんが、こちらのような真空断熱容器があればお湯が冷めにくいので省エネになります。
クッキング温度計
しっかり材料の中心まで温度が上がっているかの確認をするために1つは欲しいですね。(サーモスタットの温度計が必ず正確とも限りませんし)こちらはお好みで。
自作と製品、結局どちらがお得?
低温調理器用にいろいろと見てみましたが、安いヒーター(2000円)とサーモ(2000円)だけでも最低4000円ぐらいはかかります。
それに加えてタイマーをセットしたり、水濡れを気にしないといけないとかの手間を考えると、安い低温調理器が6000円(タイムセール中なら5000円)台であるので「低温調理しかしない」という目的であれば製品を購入した方がよっぽどコスパ良しではないでしょうか?
もともと手元にヒーターやサーモなどがある場合、低温調理器自体の構造は簡単で自作は充分可能なものなので是非一度は試して頂きたい料理方法です。
本当にウマイですから!
(自作低温調理器で調理した猪肉チャーシュー)