ステッピングモーターを使う工作を以前ご紹介していました。
近年の3Dプリンターブームもあって、5個で1000円以下の「A4988」という名前で出ているステッピングモータードライバー(実際には中華製の後発チップ)がコスパが良いのでよく使うのですが↓
このドライバーICを注文すると、アルミ製のヒートシンクが付属してきます。
このように熱伝導テープで貼付けて使うのですが↓
ICより大きめのヒートシンクなので下の抵抗やら可変抵抗やらに接触しそうで怖いんです。
万がイチ、熱や振動でヒートシンクがズレて大電流の足などに接触したらIC破壊だけじゃ済まないかもしれません!
そんな恐怖を少しでも緩和しようと、このような方法を編み出しましたので共有します。
用意するものは、「細く切ったテープ」です。
これをヒートシンクの周りに巻き付けます(熱伝導テープの周囲も覆うように)。
これだけ!
はい!これだけで、ヒートシンクの底面は完全に絶縁されます。
熱伝導テープもICチップに接触する面だけ残れば良いので何の問題もありません。
これで、ICチップに載せてやればホラ!
今回は、基板の色に丁度良いので赤色のカッティングシートを使いました(余っていたので)。
もし、ICからの熱が心配でしたら「カプトンテープ/ポリイミドテープ」という絶縁&耐熱テープというものがありますので参考にどうぞ。
という、小ネタでした。チャンチャン。