DreamerDreamのブログ

夢想家の夢です。〜揚げたてのモヤっとしたものをラフレシアと共に〜

においセンサーTGS2450をESP32のGPIOから2SC1815を利用して強引に使ってみた 備忘録

以前、においセンサーTGS2450をArduinoで実験に使ってみたことがありました。

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今回、同じセンサーをESP32で利用しようとしたのですが、このセンサーを使うためには回路やプログラムのみならず、運用まで割と面倒くさいのです。

akizukidenshi.com

仕様上

ヒーター:DC1.6V (約138mA) 8msON/242msOFFの繰り返し

センサ:5.62〜56.2KΩ(15mW以下)5msON/245msOFFの繰り返し

これらのタイミングは絶対厳守で、ヒーターのみでなく、センサーも読み取る時だけ電圧印加して抵抗値を読み取ります。連続して通電していると簡単に破壊されるそうです。なので普通のテスターで直接抵抗値を図ろうとすると焼損する可能性がありますので測れませんね。おそろしい・・・

加えて火入れしてからセンサーが安定するまで数分〜数十分必要とします。(初回は数時間かかるということも)

 

前回の実験回路ではArduinoから33Ωの抵抗を介して直接ヒーターに給電していましたが、138mAも消費するので、一瞬とはいえGPIOでMAXで40mA程度しか給電出来ないArduinoの仕様では本来であれば完全アウトです。

今回使うESP32はGPIO3.3V、電流はMAXで12mA。前回通りの回路では絶対に駄目です。

 

<秋月掲載のサンプル回路>

参考回路ではヒーター用としてPNP型トラジスタのこちらが使われています。

akizukidenshi.com

 

センサー内部の回路は割とシンプルなのでヒーター電流さえきちんと制御できれば壊れることはなさそうですが、いかんせん面倒くさいです。

<参考データ>

 

 

こちらは汎用トランジスタ2SC1815を使った例で、電源電圧5Vでトランジスタのエミッタ側に25Ω抵抗を界して供給している作例です。NPNトランジスタでも工夫すればいけるものなんですね?

qiita.com

5Vで25Ωならヒーターへの給電は140mAになるけど、エミッタからの帰還作用が働くから2mAぐらいオーバーしても(電源電圧によってはもっとオーバーしますよね)大丈夫ということなのでしょうか?

この辺のアナログ回路の知見が無いのが悔しいです。

 

僕も残念ながら手持ちにPNP型トランジスタがないので、同じように2SC1815でどうにか出来ないだろうかと奮闘しました。

トランジスタ2SC1815はMAXが150mAなので140mA程度の制御は問題ないはずです。

 

問題は「ベースが3.3Vの場合にエミッタフォロワでうまくドライブできるのか?」ですが、2SC1815のベース3.3Vを入力としたエミッタフォロワ回路はなかなか難しく、いろいろ調べて参考にしても、計算ツールで計算してもヒーターへの電力不足で狙った制御ができませんでした。(というかアナログ回路わからねぇ。。。)

 

GPIOから電力を引きすぎることなく、トランジスタでエミッタへ最大電力を流せるようベース抵抗は最小に、且つヒーターへはしっかり定格内の電流を送らないといけません。

この調整がめちゃ難しい。失敗したら1つしか無いセンサーが一瞬で焼損しておしまいというプレッシャーの中、いろいろ試した結果、最終的にこのような試験回路の構成でうまく動きました。

【試験回路】

ヒーターへの電力はオーバーしているように見えますが、これ以上抵抗値を上げるとヒーターが機能せず使い物になりませんでした。また、トランジスタも発熱することもなく使えています。

個体差があると思うのでこれが正解とは言えませんので、あくまで僕の環境ではうまく動いた実験回路だということだけ報告しておきます。

 

はい、

素直にPNP型トランジスタを買ったほうが楽です!

 

ウォームアップ中の抵抗値の変化の様子

youtu.be

 

プログラムコード全容

GPIOはマイコンの立ち上がりとか書き込み時のヒーターやセンサーの焼損が怖いのでESP32のデフォルトで(起動時に)プルダウンになるピンを選択して使っています。

#include <Arduino.h>

#define TGS_heat 2
#define TGS_pw   4
#define TGS_sens 12

void setup() {
  pinMode(TGS_heat, OUTPUT);
  pinMode(TGS_pw, OUTPUT);
  pinMode(TGS_sens, INPUT);
  digitalWrite(TGS_heat, LOW);
  digitalWrite(TGS_pw, LOW);
  Serial.begin(115200); 
}

void heatTGS(){
  digitalWrite(TGS_heat, HIGH);
  delay(8);
  digitalWrite(TGS_heat, LOW);
  delay(242);
}

int readTGS(){
  heatTGS();
  digitalWrite(TGS_pw, HIGH);
  delay(5);
  int sensorValue = analogRead(TGS_sens); //12bit 4096step
  digitalWrite(TGS_pw, LOW);
  delay(245);
  return sensorValue;  
}

void loop() {

  int valOdor = readTGS();
  Serial.print("val:");
  Serial.println( valOdor );  
  delay(1);  
}

 

環境によると思いますが、僕の実験環境ではセンサ値、2450~2470ぐらいで安定しました。(安定するまで4時間ぐらいかかりました。)

 

ちなみに、省エネ化を目論んで安定したら3秒間隔ぐらいで読もうとしましたが失敗。

間隔が空くとすぐにセンサーの抵抗値が落ちてしまうようで、常にセンサーにはヒーターで新鮮な酸素を取り入れておかないといけないようです。

<参考>

臭気計測器・においセンサーの測定原理と仕組み - 金属酸化物半導体センサー

 

アルコールの反応の様子

2400 →300ぐらい変化して良い反応です。

youtu.be

アルコールを遠ざけても周囲にアルコール臭が漂っているためか、回復はゆっくりです。

今回は、ひとまず動作しました。とだけ報告しておきます。

 

追記:WiFiで臭度レベルを送信する場合はセンサーのピンを変更しないと使えません↓

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もっと簡単なにおいセンサーは無いものか?と調べているとこちらを発見しました。

MQ135というセンサーモジュールです。

 

モジュール化されていて、連続通電OKなのでTGS2450単体より断然使いやすそうですが、匂いとなる検知物質が少し違うようなので注意です。

 

TGS2450

検知物質:メチルメルカプタン(排泄臭),硫化水素、アンモニア、アルコール

検知範囲:0.1ppm以上

 

MQ135

検知物質:アンモニア、芳香族化合物(ベンゼン等)、硫黄

検知範囲:10〜1000ppm

 

使い道次第なのでしょうけれど、生ゴミのような汚臭にはメチルメルカプタンが検出されたほうが良いようです。

アルミホイルをカッターナイフできれいに切る小技

キッチンで使うアルミホイル、ハサミで切りやすい素材なので工作でもよく使いますよね。

 

ただ、このアルミホイルはまっすぐ短冊状に切ろうとカッターを使うと切口がボロボロになってしまいます。

今回は、そんなアルミホイルをカッターで切る場合には紙の間に挟んで切るべし!という小技をご紹介します。

 

アルミホイルを紙の間に挟んで、紙ごとカッターで切ります。

こんな感じ。

 

上の紙を退けると、ほら!

こんなに綺麗に短冊状に切ることが出来るのです。

 

電子工作の場合、こんな感じで導線に巻けばシールドとして使えますね。

 

今回は以上です。

臭すぎる密閉式のゴミ箱に喝っ!オゾン発生器を装着したら幸せになった

今年はゴミ箱が臭い!!!

最近我が家のペット事情が変わったのに加え、特に今年は暑いからだと思うのですが、ペットの汚物を捨てている密閉式ゴミ箱がいつになく臭いのです!!普段はゴミ箱を開けた一瞬なのであまり気にしなかったのですが、閉じていても近くでは明らかに臭う・・・本当に困った。。。

 

オムツだって捨てられる密閉式の割と良いゴミ箱なんですよ。

 

本題に入る前にお約束の一文です。

【注意】以下では、感電する可能性のある高電圧を扱う製品の分解・改造をしています。また、オゾンという濃度によっては人体に有害な気体も扱います。

本記事は製品の改造を推奨しているものではありません。分解・改造は完全に自己責任です。長期運用の実績もありません。

あくまで本記事はネタとして留めてください。良い子と良い大人は真似しないでください。

 

ゴミ箱用消臭剤を試したら何か余計に鼻につく臭いになってる気がするし、なにか方法はないものかと考えていると、以前にオゾンを使って脱臭実験をしたことを思い出しました。

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アンモニアのような悪臭ならオゾンで消臭できる!?

ということで、オゾン発生器をゴミ箱につっこんで実際に臭いが消えるのか実験したところ、見事に消えました!!オゾンすごーい!!

しかし、オゾン発生器を取り出して使っているとまた徐々に臭う。。。。まいった。

 

そこで、ゴミ箱自体にオゾン発生器を取り付けられないのか?いや、そもそもオゾン発生器がついたゴミ箱なんてないのか?と調べると、既にあるんですねー!!

クラファンで達成率503%ですって!みなさん悩みは同じなんですね。

www.livease.jp

通常1.5万円のところ、アウトレットで5千円ですって。

 

しかしオゾン脱臭機搭載ゴミ箱って数種類出ているものの、殆ど自動開閉機能が付いてるのね・・・。これは要らないんですよね。。。ペットが近づいたら開いちゃうってことでしょ?しょっちゅうゴミ箱パカパカするのは非常に困ります。

 

単純にオゾン脱臭機搭載のゴミ箱とかゴミ箱内設置式のオゾン脱臭機とかが欲しかった。と思ったら売ってた!!!

けど高いし、レビューを見ると一回の運転が3分程度?それじゃ匂いが気になるたびに臭いゴミ箱を開けてスイッチ入れないといけないの?意味ない・・・

 

仕方がないので自前で安いオゾン発生器をゴミ箱に設置しちゃうことにしました。

(以前自作したものは長期運用は想定していないし回路が危なっかしいのでNG)

 

最安値999円のUSB給電式のオゾン発生器を注文しました。

バッテリー内蔵型の多い中、これはUSBからの給電のみの仕様なのですごく改造しやすそうです。

 

到着するやいなや動作確認もせず即分解です。(笑

黒いボックスは高電圧の発生装置で、真ん中の基板を挟んで反対方向に位置して3本の突起が出ているのがオゾン放出モジュール。

高電圧発生装置に5V印加すると高電圧が放出モジュールに加わり、3本の突起からコロナ放電によりオゾンが放出されます。しっかり指の毛で感じる程度にはイオン風が出てオゾン臭がします。

基板が一体型だったらどうしようと考えていましたが、めちゃめちゃわかりやすくパーツが別れている構造でこれはもう感謝しかありません!

 

真ん中の基板は人感センサーとLEDとスイッチを統括し、必要時に高電圧発生装置へ5V給電しています。

ボタン長押しでスイッチON

30分オゾンを発生させて60分休止。というスタイルで、途中で人感センサーが反応(20cm以内)したらオゾン発生を停止というサイクルを延々と行ってくれます。説明書きには24時間とありましたが、24時間で切れることはありません。

作動中はランプが光り、オゾン発生中は青色、休止中は赤色という仕様のようです。

 

ゴミ箱への取り付け方をいろいろ考えたのですが、オゾンは強力な酸化剤です。その特性上、基板の金属を腐食させるので装置をまるごとゴミ箱の中に入れるのはNG。

放出モジュールの付いている装置のお尻側だけゴミ箱に突っ込む方法で設置することも考えましたが、ゴミ箱を大きくカットする必要があり、固定やシーリングが面倒なのと、せっかく密閉度の高いゴミ箱なのに気密性が落ちてしまいます。

 

そこで、オゾン放出モジュールだけ分離させてゴミ箱の中へ設置するようにしました。

 

モジュールの両脇には都合よく穴が開いており、M3ネジがピッタリです。

もうこれ改造されるためにあるようなものじゃないの?

 

モジュール固定ネジと線を通すための穴を裏蓋とゴミ箱の蓋に開けます。

モジュールの線は切りますが、あまり短く切るとゴミ箱に設置する時に困るので程よい長さで。

 

線とネジが良い位置で通せたら、裏蓋の内部にナットを固定します。

ナットの固定はボンドでも良いのですが、こういったプラスチック製品へ溶着させるなら3Dペンが便利で早く固まるのでオススメす。

 

モジュールの高さを確認したら3Dプリンタで接触防止のための枠を作ります。

 

高電圧が発生する部品ですから枠が無い状態で金属部分に触れると当然感電します。

裏蓋にモジュールを移植させた状態で裏蓋がきちんと閉まるか確認します。

 

ゴミ箱の蓋にネジと配線を通してモジュールを固定します。

ネジは錆びないようにステンレス製です。

 

高電圧発生装置と切断したモジュールの配線を元に戻します。

このとき、配線をはんだ付けしますが、出来るだけ尖っている箇所が無いように、ハンダが丸くなるようにはんだを盛って付けます。高電圧の場合、尖っている所からはイオンが無駄に放出されてしまうからです。

 

本体の形を元に戻します。

本来はオゾン発生器の裏に固定用ネジが4つありますが裏面をゴミ箱の蓋に取り付けたので裏からネジでは止められません。

しかし、元の猫耳シリコンカバーを被せることで固定できちゃいます。

 

はい、完成です。ゴミ箱の上に載せただけのような見た目でこれなら満足な出来です。

当然蓋を開けなくてもスイッチ操作をすることができます。

※100均のUSBケーブル延長コードを使うと電力不足に陥るようで誤作動をしてしまいました。(しばらくすると勝手にスイッチが切れちゃう)

きちんと付属のUSBケーブルで給電すると問題なく動作しました。

 

作動後、汚物を入れたゴミ箱を開けてもオゾンの香りしかしません。

本来は居住空間で使用する目的のものをゴミ箱という極狭空間で使っているのですから当たり前ですね。

おそらくゴミ箱の中は高いオゾン濃度になっていることと思いますが、コロナ放電によるオゾン生成は微量ですからヒトの健康まで気にするレベルでは無いかなと思います。(しらんけど・・・)測れないけど吸い込んでも目鼻喉も痛くならないし、まあ大丈夫なんじゃない?という感じです。

 

強力に狭空間にピンポイントで匂いの元にアタックする!これはすごくイイです。

何でもっと製品として世に出てないんだろ?^^;と思いながら、とりあえずキッチンの生ゴミ箱用と別用途に同じオゾン発生器を2つポチりました。

 

※ゴミ箱のプラスチックやゴムの腐食や劣化、人体やペットへの影響は一切考慮していません。

今回ご紹介した記事は改造を推奨するものではありません。

改造は完全に自己責任です。改造に関する質問はご遠慮ください。

 

 

安全性を求めるのであれば、既製品のこちらが選択肢となります↓

お買い得なロードセルを購入したので情報提供

作りたいものが出来たので、材料として破格のロードセルを注文しました。

(うまく作れたらこのブログで紹介します)

<追記 作れたので紹介>

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ロードセルとは、体重計などに使われる重量センサーで、ひずみゲージというセンサーを金属のブロックに貼り付けた構造をしています。

精度が求められる場面で利用され、シビアな調整が必要な部品のため、割と高価なものです。

ロードセル単品より安い体重計から取り出す工作例がよくブログに載っていますが、ここ最近値段が下がったのか、物によって投げ売り価格で提供されているものがあるようです。

 

注文時に詳細が不明でしたが、安いのでまあいいかという軽いノリで注文したのですが、思ったより小さくて取り扱いが楽そうでしたのでサイズを共有しておきます。

購入したのはこちらのハーフブリッジ4枚のロードセルとアンプが2つセット入って999円という超お買い得商品。

通常はこのロードセル4枚だけで1000円以上します。(※同じものとは限りませんが)

<参考 秋月電子>

ロードセル 4ポイント(薄型) 200kg(50kgx4): センサ一般 秋月電子通商-電子部品・ネット通販

 

届いたとき、「え?1セットしか入ってない?」と思うぐらいパッケージが小さかったです。

 

きちんと2セット入っていました。1セット500円以下なんて凄い!

 

さて、ロードセルのサイズですが、約34mmの正方形

 

中の四角は幅が約22mm

 

E字の腕の部分が約17mmで、表の部品を留めているリベットの部分が少しだけ出っ張っていますので、裏面は真っ平らじゃないことに注意です。

装置に組み込む際には周囲で負荷を受けて中央のブロックは数ミリ浮かすように配置しないといけません。

 

ブロックの固定部分は約3mm

 

固定部分の根本は約8mm

 

ブロックの厚みは2.6mmもあります。

 

ブロックが力を受ける部分で一番出っ張っている箇所が約8mm

ここで力を受け、E字型の真ん中の棒に剪断力を加えるようにひずませることで測定できるようです。

 

割と小さいので50Kgも耐えられるのか???と思うのですが、あえて50Kgで試す勇気もありません。

個体差があるかもしれませんが、ブロックは何故か磁気を帯びてノギスが引っ張られました。

 

回路を組んで動作テストをしてみたところ、すごく敏感に反応しているので(ノイズ含)1g単位の計測は難しそう。うまくすれば10g単位の計測は可能かもしれないという感じです。

以上、情報提供でした。

熱収縮チューブをコイルチューブ化してはんだ付け後に設置する方法

電子部品の短絡防止には熱収縮チューブを使うことが多いと思うのですが、予め部品に通しておいたり、はじめに熱が加わらないように気をつけたり、うっかり部品に通すのを忘れていたりと使い勝手はイマイチですよね。

後からコイルチューブみたいに設置することができれば良いと思いませんか?

 

今回はこの熱収縮チューブをコイルチューブにして、後からセットするという小技をご紹介します。

 

まず、熱収縮チューブの中に針金とかいらない棒を入れます。

 

カッターの刃を多めに出して、斜めに切り込みます。

 

あとは、ぐーるぐると回しながら切れ目が途切れないように最後まで切り込みます。

 

するとー、ほらコイルチューブ化することが出来ます!

コイルの細かさは用途に応じて切り分ければ良いですし、サイズも熱で調整することが可能です。

 

後はぐるぐる巻きつけるだけです。

はい!こんな感じで空中配線の工作物の短絡防止に使えます。

カラフルなのも嬉しいですね(笑

 

 

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ESP32でエアコンのリモコン信号が読み取れない? バッファメモリ不足かもしれません

以前、エアコンのリモコンをコピーが出来たことに喜んでいたのですが、エアコンによってはコピーが出来ないものがあることを発見しました。

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他の機器では効くし、信号も読み取れているのになんでかなー?(´ε`;)…なんならメインで制御したいエアコンなのに困ったぞ。。

 

と思っていたのですが、どうやら用意していたバッファが少なすぎたようで、エアコンの場合のバッファサイズもサンプルコードにきちんと書かれていました。

 

以前参考にしたサイトにはエアコンの場合はバッファサイズを400にするようにとありましたが、どうやら最大で750の設定値が推奨されているようです。

 

ArduinoUNOのようなSRAMが2kしかない場合は600とするようですが、ESP32はバケモノマイコンなのでSRAMは512kB。ユーザーが自由に使える領域だけでも120kB以上あるようです。気にせずバッファを最大で用意しましょう。

 

ここを変更↓

 

バッファ設定値400で読み取った信号

0000 006D 00C8 0000 008B 003F 0014 000D 0014 002F 0016 000D 0016 000D 0012 000F 0012 000F 0014 000D 0014 000D 0014 000F 0014 000D 0016 000D 0014 000F 0012 000F 0012 002F 0014 000F 0012 000F 0014 000D 0014 000F 0014 000F 0014 000D 0014 000D 0014 002F 0012 002F 0014 002F 0014 000F 0014 000D 0014 002F 0014 000F 0012 000F 0014 000D 0014 000D 0014 000D 0014 000F 0014 000F 0014 000D 0014 000F 0012 000F 0014 000D 0014 000D 0014 000D 0014 000F 0014 000F 0014 000D 0014 000F 0012 000F 0012 000F 0014 000D 0014 000D 0014 000F 0014 000D 0016 000D 0014 000F 0012 000F 0012 000F 0014 000D 0014 000D 0014 000F 0014 002F 0014 002F 0014 000F 0012 000F 0012 000F 0012 000F 0014 000D 0014 0184 0089 003F 0016 000D 0016 002D 0014 000F 0014 000D 0014 000D 0014 000D 0014 000F 0012 000F 0014 000D 0014 000F 0014 000F 0014 000D 0014 000D 0014 002F 0012 000F 0014 000D 0014 000F 0014 000D 0014 000F 0014 000F 0012 000F 0012 002F 0014 002F 0014 002D 0016 000D 0016 000D 0014 002F 0014 000D 0014 000F 0012 000F 0012 000F 0012 000F 0014 000F 0014 000D 0014 000F 0014 000D 0014 000F 0012 000F 0012 000F 0012 000F 0014 002F 0014 000F 0012 000F 0014 002F 0014 000D 0014 000F 0012 000F 0012 000F 0014 000D 0014 000F 0014 000F 0014 002F 0012 002F 0014 002F 0014 000D 0014 000D 0014 000F 0014 000D 0014 000F 0014 000F 0012 000F 0012 000F 0012 000F 0012 002F 0014 0031 0014 002F 0014 002F 0014 002F 0012 000F 0012 0031 0012 000F 0014 002D 0014 002F 0014 000F 0014 002F 0014 002F 0014 000D 0014 000D 0014 000D 0014 000F 0014 000D 0014 000F 0014 000D 0014 000F 0014 000D 0014 000D 0014 000D 0014 000D 0016 000D 0014 002F 0014 002F 0014 002F 0014 000D 0014 000F 0012 000F 0012 000F 0014 000D 0014 000F 0014 000F 0014 000D 0014 000D 0014 002F 0014 002F 0012 002F 0014 000F 0014 000F 0012 000F 0014 000F 0012 000F 0012 000F 0012 000F 0014 000D 0014 000F 0014 000D 0014 000F 0014 000F 0012 000F 0012 000F 0012 000F 0014 000D 0014 000F 0014 002F 0014 002F 0014 000D 0014 000F 0012 000F 0012 000F 0012 002F 0016 000D 0014 000F 0014 000D 0014 000F 0012 06C3

 

バッファサイズ750に変更して読み取った信号

0000 006D 00DC 0000 0089 0041 0014 000D 0014 002F 0014 000F 0014 000D 0014 000F 0012 000F 0012 000F 0014 000D 0014 000F 0014 000D 0014 000F 0014 000F 0012 000F 0012 002F 0014 000D 0014 000F 0014 000D 0014 000D 0016 000D 0014 000F 0014 000D 0014 002F 0012 002F 0014 002F 0014 000D 0014 000F 0014 002F 0014 000F 0014 000D 0012 000F 0014 000D 0014 000D 0014 000F 0014 000D 0016 000D 0014 000F 0012 000F 0012 000F 0014 000D 0014 000D 0014 000F 0014 000D 0014 000F 0014 000F 0012 000F 0012 000F 0012 000F 0014 000D 0014 000F 0014 000D 0014 000F 0014 000F 0012 000F 0012 000F 0012 000F 0014 000D 0014 000F 0014 002F 0014 002F 0014 000D 0014 000F 0012 000F 0012 000F 0012 000F 0014 0184 0089 003F 0014 000F 0014 002F 0014 000D 0014 000F 0014 000D 0014 000D 0014 000D 0014 000D 0016 000D 0014 000F 0014 000D 0014 000F 0014 000D 0014 002F 0012 000F 0012 000F 0014 000D 0014 000F 0014 000F 0014 000D 0014 000D 0014 002F 0014 002F 0012 002F 0016 000D 0014 000F 0014 002F 0014 000D 0014 000D 0014 000D 0014 000F 0012 000D 0016 000D 0014 000F 0014 000D 0016 000D 0012 000F 0014 000D 0014 000F 0012 000F 0014 002F 0014 000D 0014 000F 0014 002F 0012 000F 0014 000D 0014 000D 0014 000D 0016 000D 0014 000F 0014 000D 0014 002F 0014 002F 0014 002F 0012 000F 0012 000F 0014 000D 0014 000F 0014 000F 0014 000D 0014 000D 0014 000F 0012 000F 0012 002F 0014 002F 0014 002F 0014 002F 0016 002F 0012 000F 0012 002F 0014 000D 0014 002F 0014 002F 0014 000F 0014 002F 0014 002F 0012 000F 0012 000F 0014 000D 0014 000D 0014 000F 0014 000D 0016 000D 0014 000F 0012 000F 0012 000F 0014 000D 0014 000D 0014 000F 0014 002F 0014 002F 0014 002F 0014 000D 0014 000D 0014 000D 0014 000D 0016 000D 0014 000F 0014 000D 0014 000F 0014 000D 0014 002F 0012 002F 0014 002F 0014 000D 0016 000D 0014 000F 0014 000D 0014 000D 0014 000F 0012 000F 0012 000F 0014 000D 0014 000F 0014 000F 0014 000D 0014 000D 0014 000F 0012 000F 0012 000F 0014 000D 0014 002F 0014 0031 0014 000D 0014 000D 0014 000D 0014 000F 0012 002F 0014 000F 0014 000D 0014 000F 0014 000F 0012 000F 0012 000F 0012 000F 0014 002D 0016 000D 0014 000F 0014 002F 0014 002F 0012 002F 0014 000D 0014 000F 0012 002F 0016 002D 0014 002F 0014 000F 0014 000F 0012 002F 0014 000D 0014 000F 0012 000F 0014 06C3 

 

完全にバッファに用意するメモリ不足で途中までしか読み取れていませんでした。

 

ESP32はArduinoUnoと違いメモリは潤沢にあるので贅沢に1200で設定しておきました。(不要だろうけど)

 

基盤実装されたピンヘッダを優しく除去する方法

最近のマイコンボードやモジュール、特にArduinoのような電子工作向けのものは予めピンヘッダが基板に実装されているものが多いですよね。逆に実装されていないもののほうが高かったりします。

 

ピンヘッダ実装済みの基板は実験をするには便利で良いのですが、実際に機器に組み込む際には高さが出てしまうので、コンパクトに仕上げたい工作物によっては除去したい場合や、逆に基板に上向きや横向き取り付けたいと思うことがあります。

 

ピンヘッダの除去には半田吸い取り機や吸い取り線を使うのが通例ですが、不慣れな場合は四苦八苦しているうちに基板に無駄に熱が加わることで他の部品を破損しかねません。

 

そして割とみなさん力技で抜いている場合が多いようです。

他のかたのブログを見ても「力でひっぱらないように」と注意されているものの、力をかけながら抜く方法が紹介されているので、これも不慣れな方の場合だと力の加減が解らず基板パターンを剥がしかねないと感じます。

 

<参考ページ>

www.ekit-tech.com

plaza.rakuten.co.jp

 

今回ご紹介するのは僕が我流でしている方法ですが、探してもどこにも載っていなかったので掲載することにしました。

 

僕は予めサポーター(呼び方知らない)?プラスチックの部品を撤去してから作業をします。

 

この部品は端っこから順番に少しずつマイナスドライバー等で押し上げれば撤去できます。隙間が無い場合はカッター等で少しだけ隙間を作って根気よく持ち上げて抜きましょう。

 

次に、ニッパーやラジオペンチなど、何でも良いのでピンがつかめる工具を用意し、輪ゴムでグリップを止めてしまいます。(あまりにデカい工具はNG)

 

輪ゴムでテンションを掛けた状態でピンを掴み、自重で少しだけ工具の頭を持ち上げます。

 

あとは持ち上げた状態で端子を半田ゴテで温めます。

(※作業には両手が必要なので写真は持ち上げていない状態で撮っています)

 

そうするとハンダが溶けると勝手に抜け落ちます。

溶融即落下なので基板には無駄な熱も力も加わりません。

 

以上を繰り返してすべてのピンを除去します。

 

当然ピンヘッダは再度セットすれば別のものに使えます。

残ったハンダが気になる場合は吸い取り機などで除去しましょう。

 

プチテク紹介でした。

kampa.me