僕は基本的にあまりゲームというものをしない。
町中でスマホゲームなんてしている人を「他にすることないんかい?」と白い目で見ている方だ(だった)。だが、不覚にも先日ハマってしまったゲームがある。
何度かお誘いは受けていたので内容は知っていた。
そしてゲームの内容より動きが面白いので最初はほんの少し動作の検証をしてみるつもり・・・だった...
- 重力エンジンっぽい動きをしている
- キャラクタが数種類で使い回ししている
- 画面上でキャラクタの遠近判断をしている
- 他アプリと連携している
その名は
ツムツム
なぜだ???
なぜ今頃???
いや
そうではなく、ツムツムというゲームというものにハマるのか?ということを検証してみることにした。
①操作が単純
②時間制限
③ミッションが明確
④貸し借り
①について
3つ以上の同じキャラ「ツム」を結ぶだけ。
これなら片手で操作できる、つまり「ながら」が可能だ。
「難しそうだから」という心のリミットが外れる。
「やってもいいかな?」と許可してしまう。
②について
時間無制限なら「いま時間無いしな」とゲームから遠のく理由になるが、短時間(ツムツムの場合基本的に1分)だと「時間がない」というリミットが外れる。
これも「やってもいいかな?」と許可してしまう。
③について
「今日のミッション」として明確なポイントが標示される。
これをクリアすることに夢中になりついつい自分に課せた制限時間を外してしまう。
これは「やらなければ」というノルマを課している。
④について
友達に♥をプレゼントしたり♥を貰ったりすることでゲーム出来る回数が増える。
友達から♥をプレゼントされると貰った分しなくてはいけないというノルマを感じる。
そして♥を貰ったら自分が♥をプレゼント出来る状態になるとついつい友達にあげたくなる。借りを返すという心情をうまく利用している。
これも「やらなければ」というノルマを課している。
つまり
「やってもいいかな」という許可を与え、「やらなければならない」というノルマを感じさせているのだ。
実にうまい戦略だ。