<2020年度版記事>
今回は、性能はともかくとにかく安い2万円を切っている3Dプリンターをご紹介します。
(価格はブログ執筆時のもの)
※ブログ内の画像クリックで詳細ページに飛びます
こちら、18,999円!Amazonでは今一番安いモデル
- 高性能DIY 3Dプリンタ、110 / 220V 20A電源は、オンライン印刷とオフライン印刷が可能です。
- 2004A LCDの高透明スクリーン、操作が簡単な5つのコントロール、220 * 220 * 240mmの最大印刷サイズを採用します。
- 安定した操作のためのアクリルプロファイル、高精度スクリューロッド&ベルト。 高度な2.5-V5マザーボードは、デバイスの安定性を向上させます。
- 精密に加工された170-275℃の温度範囲の押出機は、ABS、PLA、TPUなどのフィラメントを印刷することができます。 電子インストールインストラクション&ビデオ、ドライバー&プリントファイルは無料のTFカードに含まれています。
- 製品の製造、商用製品の3D成形、ポートレート印刷、教育および医療機器などに広く適用されます。
中国のTRONXYというメーカーのものです。
出力エリアが220×220×240程度で大物出力には最適です。
組み立て式です。内容は組み立て済みの5万円程度のものと同等とレビューにあります。
本体はアクリルをレーザー加工してあるものだそうで、剛性はやや低め、持ち運びには不向きなため使用場所での組み立てが推奨されます。
アクリル部品の切り口が雑というレビュ評価があります。
ヒートベッドについては記載がありませんのでABSの出力は困難だと思われます。
説明書が英語で必用箇所が抜けているという報告がありますので一度3Dプリンターを作った経験のある方や自作出来る程度の知識のある方じゃないとスムーズな組み立ては難しいかもしれません。
完全な初心者向けではありませんが、2台目で大物対応機が欲しい人やどうしても3Dプリンターを作りたい!という意欲のある人には勉強になって良いかもしれません。
こちら19,988円!
「子供プレゼント向け(ブルー)」と書いてありますが、組み立て式ですので色のことでしょうか?
- 小型DIYプリンターキットです。 【型番M518】プリントサイズ:150x150x150mm; 正味5.8 Kg、祝日のプレゼントとして一番最適です。
- M518造形プレートはM508と違っており、加熱できず(ホットベッド無し)、フィラメントPLAのみ対応します。
- 押出機0.4mmノズル, 冷却ファン2個(この部分が組立済!) 液晶ディスプレイ画面(回転ボタン), 多色印刷をサポートしております。
- M518電源はM508電源と違っており、電源アダプタで、使用便利です。基盤に繋がり、電源ON/OFFのスイッチがあります。
- 同梱SDカード内に詳細な操作指示や組立動画含みのファイルがあります。 3ヶ月のパーツ無料交換を保証いたします。
3ヶ月のパーツ無料交換は嬉しいですね。
ヒートベッドはありません。出力保証はPLAのみ。と予め明記されています。何でも出力できます!ではなく、こういった割り切りは大切だと思います。
造形エリアが150×150×150と小さめ(といっても一般家庭用プリンタとしては上等)だけど小さい方が筐体のタワミが少ないので精度は良いハズ。
マニュアルは英語のみだけど動画フィアルがあるのと日本語サポートが付いています。
破格商品にも係らずレビュー評価はすごく良く、カスタマーサポートが優れているようで、レビューでの注意点が全て改善されていたとの報告もありますのでなかなか信用のおける会社だと思います。
造形エリアは小さいながらきちんとサポートしてもらいながら自作したい人向け。
丁寧な組み立て動画が上げられています。
ALUNAR DIY 3D Printer M518 Assembly Video
ヒートベッド搭載で19,999円!
こちらも組み立て式
- 製品の認証について:CE、FCC
- 使用できるフィラメントタイプ:ABS、PLA
- 信頼性の高いプリント精度により、滑らかな表面と耐久性のあるオブジェクトがプリント可能です。
- サポートについて:オンラインでの技術サポートサービス
- 保証について:エクストルーダー90日間保証、それ以外の部品6ヶ月保証
商品の説明詳細が少ないので判断が難しいのですが、
造形サイズ200×200×180。
画像を見る限り、ヒートベッド搭載しているようでABS対応となっています。
フレームはアクリル性。
レビューを見る限りZ軸に対しての不満がやや多いようです。
不具合なんかも含めて自作を楽しみたい人向け。
デルタ式の19,999円
- 高速造形、3軸稼働システムで造形効率向上
- 校正不要、電源入れたら利用可能
- 高精度造形、厚さは0.05mm達成
- フィラメントが1.75mmの直径で、ノズル要求温度が190℃-210℃であれば、D1315では全部利用可能です。例えば、PLA材料、木色PLA材料、温度変換材料、透明PLAなどです。
- アフターサービス:お問合せが24時間以内に返信可能、30日間以内に返品可能、1年以内に部品無料交換可能(ノズルは90日間以内)
うーん、デルタ式は僕にはよく解りませんが
これって大丈夫なの?と思えるフレームの細さ・・・大丈夫なのか?
構成パーツが全部上に乗っかってるんですよね・・・本体揺れるだろ?ほんと大丈夫なのか?
説明画像で造形厚さは0.05mm達成!とありますが・・・これって0.05mmの積層痕なのかと・・・
フィラメントの説明が雑すぎない?とりあえず210℃まで対応だそうでヒートベッドは無さそうだしABSは無理そうです。
これは・・・説明文の日本語も変だし、僕は買いませんね。
ヒートベッド搭載木製3Dプリンター19,999円!
組み立て式
- 信頼性の高いプリント精度により、滑らかな表面と耐久性のあるオブジェクトがプリント可能です。
- このキットは組み立てが簡単で調整も容易です。部品をシンプルにして、組み立て時間を節約できるよう工夫しました。完成時の達成感も得られます。
- 厚さ6 mmの高品質の木製プレートを使用した補強構造により安定性を強化。プリント時の動きをスムーズに保ちます。
- Wi-Fiモジュールを使用することで、クラウド環境下で3Dプリントを楽しむことができます。 (注:Wi-Fiモジュールはこのキットには含まれていませんので、別途購入する必要があります)。
- 3Dプリンターのコントロール機能、3Dモデルや3Dプリントコミュニティの各種ギャラリーが付属する「EasyPrint 3D App」が付属しています。 「EasyPrint 3D App」は、Wi-Fiモジュールを併用することでクラウド3Dプリントソリューションを提供します。アップグレードすることでプリントプロセス全体を直接制御し、いつでもどこでもアプリケーションを通じて3Dプリント体験を共有することができます。
商品説明画像が2つ上のと同じですね。同系列の商品でしょうか?
上との違いはフレームが木製だそうです。
造形サイズ200×200×180。
マニュアルはHPでの英語のみだそうですが、サポートで組み立てや初期不良での対応はしっかりしてくれるようです。
上の商品と同じく、不具合なんかも含めて自作を楽しみたい人向け。
ヒートベッド搭載大造形サイズ3Dプリンター19,999円!
- ブランド:ALUNAR モデル:M605 フレーム材質:アクリル+リードスクリュー
- 押出機直径:0.4mm フィラメント径:1.75MM ノズル温度:180~260℃ ホットベッド:0~100℃
- 最大印刷サイズ:220x220x240mm 印刷精度:0.1~0.4mm 印刷技術:FDM
- 印刷スピード:40~120mm/s XY軸スピード:3000mm/s (MAX) Z軸スピード:200mm/s (MAX)
- 3D印刷ソフトウェア:Cura, Repetier-host, Kisslicer データフォーマット:STL, OBJ, G-Code データ入力:SDカードまたはUSB
造形サイズ220×220×240
一番上のこちらの商品にヒートベッドを搭載したような商品です。
そう考えるとこちらの方がお得な気がします。
ちなみに、サポートは無反応だそうです。(レビューより)
一番上の商品と同じく完全な初心者向けではありませんが、大物造型機が欲しい人やどうしても3Dプリンターを作りたい!という意欲のある人には勉強になって良いかもしれません。
不良品の交換など、サポートが良ければ造形エリアやヒートベッド付きという点から間違いなくお買い得な商品ですね。
組み立て動画があります。
M605 3D Printer assemble video
以上です。
2万円以下のものはアクリルフレームのものが多く、全て組み立て式でした。
始めて購入される方へのオススメは断然こちら。サポートが素晴らしいので始めての組み立てには安心ですね。
「とりあえず3Dプリンターというものを低価格で試してみたい」という方やガジェット好きな方へのプレゼントにも最適でしょう。
アクリルのフレームは本体剛性が期待できませんので、繊細な出力は期待出来ないと知り、「大き(大雑把)な作品を出力する」と割り切ってしまえばこの低価格帯の物でも充分に満足できるでしょう。
ちっちゃいことは気にするな〜 ワカチコワカチコー
フィギュアとか繊細な物の出力、本格的な運用をするならもっと本体剛性、耐久性のあるものをオススメします。
本体剛性の必要性については↓を参考にどうぞ。
2万円以上の3Dプリンターになると金属フレームやオートキャリブレーション機能など、機能や精度もより充実した物が登場します。
コチラ↓を参考にどうぞ。
もっと安く手軽に立体像系をしたいぞ〜ということであれば2000円台から出ている3Dペンをオススメしておきます。