前回↓
今回はスキャナの本体を作ります。
とはいっても通常の公開されているデータ通りに3Dプリンターで出力するだけでは面白くありませんから(おい)適当な廃材をフルに活用して作ります。
モーターにはギアードモーターを採用したので精度にかなり難があります。
ということでよりスムーズな回転と繊細なステップ角を目指してプーリーで回転比率を変えることにしました。
減速機構ですが、プーリーの比率は正直よく解らないし3Dプリンターでは精度に限界があるのでいろいろ作ってみることにします。トライ&エラーですね。
しかし、やってみると陶芸のロクロのようなスムーズな回転機構というのは工作で作るには非常に難しく、一度ベアリングを使って3Dプリンター部品試してみましたが調整が難しくあまりうまくいきませんでした。どうしても端っこが上下にフラフラしちゃう・・・。
ということで、今回は分解したHDDのモーター軸を利用することにしました。どのみち用途の無いモーターで一応取っておいたものでしたから再利用出来てよかったです。
しっかり台座に固定するとこんな感じ。
あ、台座は前回の古いCD-RWドライブの筐体を利用します。天板が丁度フラットな形状なので使いやすそうです。
CD-RWドライブの中にステッピングモーター用回路も問題無く収まりそうです。
固定は面倒なので、ショートだけしないようにマスキングテープ(雑!)
カメラとレーザーのマウントは、これまた古いプリンターの部品でラズパイはエナメル線で宙づりにしました(雑!v2)
ちゃんとレーザーの固定位置は距離を測ってますので大丈夫(なはず)!
配線ぐちゃぐちゃですが本体が閉まれば見えないのでスッキリします(笑)
あと、このままじゃブラウザかSSH経由でしか電源が切れないので、接続が切れた時でも本体から電源を切れるようにラズパイのシャットダウンスイッチとプログラムを仕込みました。結構便利です。
<参考>過去記事
カメラのマウントはこれまた適当なアルミ板で固定。
一応大まかな完成の図です。回転台はCDを採用することにしました。なんとCDの穴がHDD軸にピッタリなんです。こりゃいいや。
この状態でワクワクの初スキャン実験です!
STLファイルでデータを取得しましたら
@□@!!!なっ!??
なんじゃこりゃー!!!???
やはり、一筋縄ではいかなさそうです。
次回、調整です。