DreamerDreamのブログ

夢想家の夢です。〜揚げたてのモヤっとしたものをラフレシアと共に〜

3Dプリンター、PLAで出力した物を加工する

3Dプリンターで作品を作ると、

「ありゃ、1mm大きかった・・・orz」とか

「この微妙なカーブを補正したいけどモデル作り直すのメンドイし時間かかるし・・・orz」

とかビミョーな失敗作品を作ってしまうことよくありますよね。

 

 

PLA樹脂の場合、ABS樹脂より硬いので加工もし辛いしということで諦めてしまっていませんか?

PLAの特性の1つ「熱に弱い」ということを利用すればこのビミョーなモデルを簡易的に修正することが出来ます。

 

例)まとめて3つも作ってしまった治具

ビミョーにサイズが大きかったんです。このまま捨てるのも勿体ない!

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お鍋でコトコト煮るまでしなくても、100度のお湯に浸けるだけでいいです。(60度程度から軟らかくなっていくようです)

ある程度軟らかくなったら形成して冷まします。

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どうでしょう?

ビミョーな修正ができています。

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最初に修正したものに合わせて2つ目も修正。

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3つ目は曲げすぎました(わざと)

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よく熱するとフニャフニャになるので結構ダイナミックに造形することが出来ます。

あああっ!伸ばしすぎた!(わざと)

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修正に失敗しても、ある程度なら勝手に出力時の形状に戻ろうとします。
↓やりすぎですが、戻ります。

PLAを煮る

 

あまりやりすぎるとシワが取れません。

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この方法を利用すると、

『週刊 マイ3Dプリンター』| デアゴスティーニ・ジャパン

で紹介されているRobiの関節のようなPLAで組み立てようとすると割れてしまうような難しい蝶盤でも簡単に組み立てる事ができます。

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