今まで3Dプリンターを便利ですよーと散々お勧めしてきましたが、今回は3Dプリンターを購入して実際に使って「しまったなぁ」と感じたこと、つまり3Dプリンターのデメリットをあえて纏めてみます。
3Dプリンターを使ったことの無い方からすると大変夢のあるマシンですが、これから3Dプリンターの購入を検討している方にはこういった面があることも予め知ってから購入していただきたいです。
デメリット
人から色々と修理を頼まれるようになる
3Dプリンターで何かしら作っていると「この部品なんだけど3Dプリンターで出来ない?」と簡単にできるスタンスで修理を頼まれることがあります。
もちろん頼む人は実際に3Dモデルなんか作った事の無い人ですから断るにしても説明が面倒です。
除湿剤が常に必用になる
3Dプリンターの材料、特にPLAフィラメントは湿気に弱いです。
梅雨の時期に出しっ放しで放置しているとすぐに劣化してしまいますので常に袋に除湿剤を入れて保管しなければなりません。
手作りフィラメント乾燥機↓
デカイ
僕は3Dプリンターに出逢って最初のサイズ感に驚きました。
僕の3Dプリンターは造形エリアは小さい分類ですが、「なんだこれ?電子レンジかよ?」というサイズ。
本体に加えて関連グッズも周りに置けるスペースが思ったより必用です。
音が煩い
静音タイプの3Dプリンターもあるものの、やはり機械ですからそれなりにモーターやファンの動く音が出ます。
枕元に置く事はお勧めできません。
静音設計の3Dプリンターは精度が悪いものもありますので注意↓
夜に気になって寝れない
何度か夜にセットして朝に出来上がっていることに慣れるとグッスリ眠れますが、最初に夜にセットした日はちゃんと出力されているのか気になって何度か夜中に確認しに行きました。3Dプリンターの使い始めは寝不足になります。
デメリットだと思っていたら意外とそうでもなかったこと
電気代は意外と安い
実際に測定してみたら電気代は何十円程度でさほど痛くないです。
材料費は意外と安い
1Kg1500円台で買えるフィラメントもあります。
3Dプリンターは切削マシンとは違い、モデルの中を中空にできるので想像以上に材料費は安いです。
こんなデメリットがありますが、それにも負けず3Dプリンターを使ってやろうと思う方は是非とも使ってみてください。
言っときますけど、めっちゃ楽しいですから!
5つのメリットもご覧ください↓