先日「パラメトリックスルーベアリング」という存在を知りました。
<参考 全て3Dプリンターで出力できるようです>
なるほど!すごい!通常のボールベアリングより荷重に強そうな構造ですね!
しかし、明らかに3Dプリンターで作るよりは通常の金属製のボールベアリングのほうが丈夫ですし・・・そもそも3Dプリンターで作るベアリングの精度ってどんなもんよ?という疑問があり、早速実験です。
自宅に3Dプリンターより遥かに精度の高そうなプラスチック製のパイプがあるので今回はこれを利用します。
同じ寸法で切れるように治具を使って切り分けます。
切ったものがこちら。
パイプの外径より僅かに短く切ります。
思ったより綺麗に切れませんでしたが。。。まあ良いでしょう。
これを交互に並べていきます。
パッケージしたら完了!!
これと、BB弾で作った同じサイズのベアリングを比較してみます。
<実験動画>
うーんなるほど!!やはり球のほうがスムーズです。
手切りなので工作精度もあるかもしれませんが、軸のブレもBB弾で作ったベアリングの方が勝ります。
作れるけど、精度を求めると3Dプリンターでベアリングを作るのは難しいかも・・・というのが感想です
じゃあ3Dプリンターでベアリングを作る意味は?安さ?かというと…
安さを求めるならこちら、100個入1800円、つまり一個18円!?のコスパ最強ベアリングも存在します。
絶対これのほうが精度も強度もコスパも3Dプリンターより良いです!
結論:特殊なサイズのベアリングなら価格面で3Dプリンターで作ったほうがコスパが良いでしょうけれど、量産されているサイズなら素直にベアリングを買ったほうがいいですね。