第二種電気工事士の筆記試験をクリアしたら次は技能試験対策が必要になります。
僕がした試験対策は以下の方法です。
複線図を早く書く工夫
当たり前ですが、複線図は基礎中の基礎。よっぽど単純な回路で無い限り、まずは配線の設計図が必要です。
早く書く工夫として一番の方法はやはり「数をこなす」といことです。
しかし、ただやみくもに数をこなすのではなく無駄を省いて効率よく数をこなすようにするべきでしょう。
こちらに、過去に実施された技能試験の設問用紙が公開されています。
試験の問題と解答 | ECEE 一般財団法人電気技術者試験センター
候補問題用紙を実際の試験と同じように紙に印刷することができます。
僕はこの候補問題13種類全てダウンロードして1つの候補問題をA4用紙1枚にまとめて印刷しました。
複線図はHOZANのサイトが解りやすいので参考にしました。
僕は複線図の線の色分けは、目立つように、且つなるべくシンプルに(←重要)しました。
複線図の書き方をYouTubeで紹介されているものには、3色や4色のボールペンを使って複線図を書いている例をよく見かけます。
確かに結線する線は色分けしたほうが分かりやすいですが、色を切り替えるのは面倒ですし、間違えたら線を消すのに時間がかかります。
不慣れなうちは色分けが有用かもしれませんが、慣れてきたら線の色は「B」「W」「R」で横にチラッと書いておけば問題無いと思います。もし書き損じた場合の修正も一文字消すだけですので簡単です。
不要な情報は書かないということも重要です。
すでに問題文の単線図に書かれているものを複線図でも再度書くというのは時間の無駄です。
単線図には
- 線の長さ
- 線の種類
が既に書き込まれていますので複線図に再度書くのは時間の無駄です。
キレイに書こうとしないのも大事でしょう。
基本的に自分以外が読めなくてもOK(←重要)なのですから、線をまっすぐに書く必要も角を直角に書く必要もありません。
独自ルールを作ってしまうのも当然アリです。
自分さえわかれば良いのですから、表記方法は規定に沿う必要はありません。
僕は独自ルールとして、2.0mm線が接続される接続点は◯で囲うことにしました。こうすることで「大きいんだなー」ということが一目瞭然となりリングスリーブの刻印ミスを防ぐことができます。
2.0mm線が電源線のみの場合など、切らなくて良い線はそのまま使えば良いのでわざわざサイズを書き込む必要はありません。
複線図に単線図に記載されている長さを再度書く必要はありません。カットする長さを記入すればOKです。
そして長さの記入は線の種類によって、下線を付けるとか太字にするとか書き方を変えると混乱せずに済みます。
以上を踏まえてこんな感じで複線図を書くことにしました。実際に練習でできるだけ早く書いたものです。
結構雑ですが、自分さえ確認できればいいのでOKです。

コンセントの線はきちんと揃えて出していませんし、3極スイッチも図記号の棒は省いています。引っ掛けシーリングの線に至っては途中でクロスしていますが問題視しません。
何度も言いますが、要するに自分さえわかれば良いのです。
上記のルールを作り、問題用紙の空欄で何度も練習しました。

線が膨らんでいようが曲がっていようが関係ありません。
自分さえわかれば良いのです。
書き込みには書いて消せる三色ボールペン、「フリクションスリム」が非常に便利でした。
何度も練習してサクサクっと書けるようになったら、既に接続のイメージも湧いている状態になっていると思います。
次は複線図のとおりに実際に手を動かして線を繋ぐ練習をしますが、まずはボトルネックとなる可能性の高いポイントを先に押さえておきます。
輪作りの練習
中でも技能問題に全て含まれている「輪作り」は絶対的に早く出来るようになる必要があります。
ガッチャンはかなりのスピードアップツールです。
昨今は差し込み式の端子が多いので「輪作りなんて」と思うかもしれませんが、実際に電気工事をしてみると輪作りは割と必要とする場面に出くわしますので、練習していて損はありません。
例えばこういったコンセントプラグも輪っかで固定します。
難しい候補問題を時間内に収めるように練習する

材料と練習時間の削減を目指すなら、候補問題の中でも一番難しいとされる候補問題7を時間以内に収めるように練習する必要があるでしょう。
幸いなことに、僕は普段趣味で電子工作をしているので電線を曲げたり剥いたりする感覚を掴めていたのでしょう。
単に扱う部材がデカくなっただけのような感覚で最初から30分以内に収められましたので焦らないように、輪作りなど失敗しやすそうなポイントだけ絞って再度練習することにしました。
時短対策
ある程度練習したら、あとはいかに作業時間を短縮することができるか?の研究です。
僕は練習の過程でこのように、VVRケーブルをVVFケーブル用のガッチャンで剥く方法を発見しました。やはりガッチャン最強です。
あと、引っ掛けシーリングの被覆の剥きすぎは気にしなくていいということを発見しました。
引掛シーリングのケーブル被膜は特殊な長さですが、剥きすぎたとしても引っ張ると被膜が移動するので簡単にリカバリすることができます。
↓こうなっても

ギュッと皮膜を引っ張れば収まります。

現場では使えませんが、試験では後でいくらでも調整できるので長さはほとんど気にしなくていいんです。
以上です。
これから第二種電気工事士試験を受ける予定の方の参考になれば幸いです。


