3Dプリンターと同じように3Dスキャナも発展途中の技術ですので「これがカンペキ!」といったものは無く、スキャンにも様々な方法があります。
<ストラクチャードライト>
3Dスキャンの際に一定のパターンの光を照射して距離を計測する3Dスキャン方法です。
iPhoneXにフロントカメラとして搭載されているTrueDepthカメラもこの方法で奥行きを取得しています。
iPhone X TrueDepth camera video from apple
TrueDepthカメラ作動中に赤外線カメラで見るとストラクチャードライトが見えます。なんと3万以上の赤外線ドットを照射しているようですが赤外線なので見えません。
Using An Infrared Camera To Show How Face ID Works
<ToF>
Time of Flightと呼ばれる方式で、一定周波数の信号を光(赤外線)に乗せて照射して帰ってくるまでの時間を計測する方法です。
モジュールとしては1点のみ計測できるものと、
ToFカメラとしてモジュール化されたものがあります。
かなり精度の良いスキャンが出来るようで、時期iPhoneに搭載か?と噂されましたが、スマホに搭載するにはまだ技術的に早いようで見送られています。
<レーザー>
ラインレーザーによる深度の計測方法で、レーザー以外特別な装置を必用としないため自作の3Dスキャナによく使われる方法です。
<複数台のカメラ>
カメラを2つ使って得られた画像から3D化する方法です。
Instant 3D Photography (Extended teaser)
複数台のカメラで3D化する方法(設備)です。
This Device Can 3D-Scan Your Body In 0.1 Seconds
<カメラ1台と背景マップ>
こちらの3Dスキャンアプリはスマホのカメラを利用したもので、スキャンする対象物をスキャン用マップの上に載せるという方法でスキャンします。
一言で3Dスキャンといっても色々な方法がありますね。
実際にAmazonで購入可能な3Dスキャナは↓を参考にどうぞ