DreamerDreamのブログ

夢想家の夢です。〜揚げたてのモヤっとしたものをラフレシアと共に〜

2019-01-01から1年間の記事一覧

3Dプリンター製自作クローラーの悪路走行テスト

前回、自作クローラーをヘタッた乾電池で走行テストをしてみました。 <乾電池で走行> dreamerdream.hateblo.jp ヘタッた電池の割に結果は上々でしたので、今回はちゃんとしたバッテリーを用意して悪路に挑戦しました。 持つとズッシリ! バッテリー含めた…

自作クローラ用コントローラーの開発

前回披露しましたこちらのクローラーロボット dreamerdream.hateblo.jp ここで使っていたコントローラーは 片手で操作できる 軽い ということを念頭にオリジナルで設計したものです。 「ラジコンのコントローラー」といえば、このようなカッコイイものですが…

3Dプリンタ製自作クローラーの完成疲労・・・

自作クローラ、ついに本体が完成しました! ステッピングモーター採用、木製履帯、ラズパイ3搭載でバッテリーを除く乾燥重量は約3.6Kg。 今回初めての自作ラジコンなので、なんやかんやで約2ヶ月近くもかかった大作です。長かった・・・ <最初の構想の記…

自作クローラー 制御基板の廃熱システムを作る

以前、クローラモジュールの片側の走行テストをしてみて結果が上々でしたので、 <クローラモジュールの走行テスト> dreamerdream.hateblo.jp このクローラモジュールをもう一体作って組み合わせ、悪路を自由に走れる自作クローラーにするべく制御システム…

自作クローラー RaspberryPiのソフトウェアPWMを使ってステッピングモーターを使う

ラズベリーパイ2以降のモデルにはLEDの制御やサーボモーターの制御に適した「PWM制御」がハードウェア的に可能なピンが4つあります チャンネル0:GPIO12、18 チャンネル1:GPIO13、19 それぞれのチャンネルの周波数は別でコントロールできるよう…

ステッピングモータードライバー「A4988」チップのヒートシンクを上手に貼り付ける方法

ステッピングモーターを使う工作を以前ご紹介していました。 dreamerdream.hateblo.jp 近年の3Dプリンターブームもあって、5個で1000円以下の「A4988」という名前で出ているステッピングモータードライバー(実際には中華製の後発チップ)がコスパが良…

RaspberryPi2でアクセスポイントとして使えるWi-Fiドングル

以前にラズパイ3を無線アクセスポイント化しました。 dreamerdream.hateblo.jp このアクセスポイント化の設定のまま、WiFi非搭載のラズパイ2へSDカードを移動させて、Wi-Fiドングルでアクセスポイント化させることは出来るのか? という実験を行いました。…

備忘録:ESP32を乾電池2本で動かしたいのに動かない時は、まず電源線を見直しましょう!

Arduinoと同じようにプログラム出来て、しかもWi-Fi、Bluetooth搭載、アナログ入力16ピン、乾電池2本で稼動するけど格安の化け物マイコン 「ESP32モジュール」 これを乾電池2本でWi-Fi接続して使うという作例がWeb上には沢山あるので僕も同じように試して…

備忘録:ラズパイを無線アクセスポイント化する

なかなか苦労したので備忘録として残します。 基本的に弄る設定は /etc/dnsmasq.conf /etc/hostapd/hostapd.conf /etc/dhcpcd.conf の3つです。(設定前にソフトをインストールする必要があります) そして、各デーモンの起動タイミングをコントロールする…

備忘録:OpenCVでUSBカメラの画像を取得してTkinterで表示させてGUI起動時にアプリを自動起動させるためのメモ

※カメラ画像を使った組み込みシステムを作るのに迷ったので自分用の備忘録として残します。 環境:OSは新規Raspbianをインストールして、piユーザーで立ち上がり時にデスクトップ自動ログイン出来る状態であること。(2019/11/19の時点で最新のRaspbian) 組み…

無限軌道(キャタピラ)式のクローラを自作してみた④ ひとまず完成!動作テスト

前回、フレームを作りました。 dreamerdream.hateblo.jp 今回は屋外でテスト走行です。 試作1発目テスト 下記、完成品のサイズです。 サイズ:長480×幅143×高130 本体重量:約1.6Kg <参考 Cubase仕様> CuBase サイズ:長410×幅134×高100 重量:4Kg 今回の…

無限軌道(キャタピラ)式のクローラを自作してみた③ フレーム作り 3Dプリンター出力品の耐負荷構造を考える

前回、クローラの履帯を作りました。 dreamerdream.hateblo.jp 今回はフレームを組む際の考察です。 3Dプリンターで作った部品は割れやすい? 3Dプリンターは便利な道具であらゆる構造のものをPC上のデザイン通りにリアルに出現してくれます。 しかし決し…

無限軌道(キャタピラ)式のクローラを自作してみた② 履帯って3Dプリンターで作るには不向きなモデルなんだよね

履帯の構想 前回は動力ユニットとしてギアボックスを作りましたので、 dreamerdream.hateblo.jp 今回はそれに合った履帯(りたい)を考えてみることにします。 <Blenderで作成中の図> しかし、この履帯の作成は実に面倒なものです。”今回のプロジェクトの…

無限軌道(キャタピラ)式のクローラを自作してみた① 構想 モジュール化したらいろいろ使えるじゃない!

きっかけは TwitterでCuboRex社さんがCuBaseというクローラ動力モジュールを紹介されていました。 CuBase↓ 今回はそれが目に入り、触発されてしまいました。 <参考 CuboRex社のHP> CuBase – CuboRex 何にでも無限軌道(キャタピラ)をとりつけて動力を得ら…

CentOSを7.6から7.7へアップデートしようとしたら失敗した python36uが使えなくなったっぽい

先日、CentOS7のカーネルアップデートがありあました。 僕はカーネルは通常アップデートしてしまわないように /etc/yum.conf ファイルに exclude=kernel* と書いて必ずバックアップを取ってからアップデートするように心がけています。今回はその処置のおか…

電子工作無しで安く低温調理器を作る方法を考えてみた 低温調理器を買うか自作するかで悩むなら

この方法には既に先輩がいらっしゃいます。 <参考> 低温調理器を電子工作なしで自作する(約5,000円) - toyoshiの日記 前回、ラズパイと炊飯器を使って自作の低温調理器を作りました↓ dreamerdream.hateblo.jp お肉のアクチンが変性する温度である65℃のギ…

RaspberryPiと炊飯器で低温調理器を自作してみた⑭-最終回 猪肉を低温調理してみた(リベンジ)

前回の実戦では、作った勢いのまま低温調理をして失敗してしまいました。 dreamerdream.hateblo.jp しかし失敗は成功の元といいます。 今回はのハード、ソフト共に改良したバージョンでトライです。 前回は鹿肉でしたが、今回は同じくジビエの代表格である猪…

RaspberryPiと炊飯器で低温調理器を自作してみた⑬ ソフトウェア改造

前回はダイレクトに水温を取得するべく温度計の設置方法を工夫してみました。 dreamerdream.hateblo.jp 今回はソフトウェアの改造です。 今まで温度に反比例するようにヒーターを制御していました。 結果として65℃設定で最高70℃をマークしていました。 今回…

RaspberryPiと炊飯器で低温調理器を自作してみた⑫ 機器改造

前回、実際に調理をしてみましたが結果は散々でした。 dreamerdream.hateblo.jp やはり、センサーの位置が悪そうです。 一応アルミテープやグラスウールで覆ってはいましたが、釜の底の一部の温度では正確な実際の水温は読めないですね。 正規の温度センサー…

RaspberryPiと炊飯器で低温調理器を自作してみた⑪ 鹿肉を低温調理してみた(失敗)

前回、うまく温度制御が出来ました。 dreamerdream.hateblo.jp ですので早速実戦してみます。 ※注意 鹿肉や猪肉などのジビエは元々野生栄物なので養殖と違って抗生物質や予防薬などの薬剤を投与されていません。ですので体内に寄生虫がいないとも限りません…

RaspberryPiと炊飯器で低温調理器を自作してみた⑩ 動作テスト

ひとまず完成しましたので動作実験を行ないます。 <使用プログラム一覧> dreamerdream.hateblo.jp まず、60℃で10分保温テストです。 過熱中、ディスプレイは43℃を示しています。 赤外線温度計は約43℃!カンペキです! 次に60℃のとき 赤外線温度…

RaspberryPiと炊飯器で低温調理器を自作してみた⑨ 「ヒーター制御デーモン」

現在の温度を取得、設定温度と比較してヒーターの制御を行なう、実際に調理を行なうするための主要プログラムです。 <heaterd.py> #!/usr/bin/python2 import RPi.GPIO as GPIOimport timeimport sysimport atexitimport file_mng as fileimport datetime heater = 17 se</heaterd.py>…

RaspberryPiと炊飯器で低温調理器を自作してみた⑧ 「タイマーデーモン」

設定温度に達したらタイマーをスタート、カウントアップさせてディスプレイに表示させる。 タイマーが設定時間を超えたらスタートファイルを削除する。 スタートファイルが削除されるので、ヒーターデーモンはヒーターの過熱を停止する。 <timerd.py> #!/usr/bin/python</timerd.py>…

RaspberryPiと炊飯器で低温調理器を自作してみた⑦ 「温度、タイマー設定デーモン」

設定ボタンによって温度とタイマーの設定を行なうデーモン 物理ボタン操作で温度とタイマーの設定を変更するためのデーモン。 少しチャタリング対策に難があり、あまりスムーズに動かないorz。まあ、とりあえず動く。 このプログラムが無くても直書きでシス…

RaspberryPiと炊飯器で低温調理器を自作してみた⑥ 「スタート/ストップデーモン」

スタートボタンが押されたら/dev/shm/領域にスタートファイルを生成、ファイルが存在している場合はスタートファイルを削除するデーモン スタートファイルに日時を保存する。 このスタートファイルが存在することを確認したら、ヒーター制御デーモンが指定温…

RaspberryPiと炊飯器で低温調理器を自作してみた⑤ 「温度取得デーモン」

単純に、センサモジュールから取得出来る値から℃を抽出して共用ファイルに保存するだけのデーモン。 本来、必用なプログラムが各々センサ値を読めば良いのですが、読み出しに時間が少しかかるため、温度取得専用のプログラムから共用ファイルに書き出しおく…

RaspberryPiと炊飯器で低温調理器を自作してみた④ 「画面表示デーモン」

ディスプレイの表示用プログラムです。 画面は今回たまたま手元にあった2色のカラーOLEDディスプレイをを利用しただけで、表示内容をファイルを読んで変えられるようにしただけで表示方法はほぼ以前に書いた記事のまま特に手を加えていません。↓ dreamerdre…

RaspberryPiと炊飯器で低温調理器を自作してみた③ 「ファイル統括モジュール」

前回、各種ファイルの説明をしました。 今回はプログラムの中身です。 <file_mng.py> これは全てのプログラムから共用するファイルデータを扱います。 (※get、loadが混在している等、突っ込みは無しでお願いします) # -*- coding: utf-8 -*- import os dir_shm = '/dev/sh</file_mng.py>…

RaspberryPiと炊飯器で低温調理器を自作してみた② プログラムの内部構造 ソフトをデーモンとして分割処理させる

前回、ざっくりした回路を組みましたのでハードは完成です。 dreamerdream.hateblo.jp 今回はこの回路を制御する為のラズパイ側のプログラムを機能別に分割していきます。 分割処理させるメリットとして 後で機能を追加したりしやすくなる。 温度の取得とか…

RaspberryPiと炊飯器で低温調理器を自作してみた① 制御基盤作成

いきなりですが、低温調理器って憧れますよね? アイリスオーヤマ 低温調理器 真空調理器 スロークッカー IPX7防水 低温調理器具 防水機能搭載 LTC-01 アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) Amazon これがあるとローストビーフにチャーシューにぃ、いろいろなこと…

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