技能試験2週間前に筆記試験の合否と技能試験のはがきが発送されるようですが、「電気技術者試験センター」のマイページの「試験申込」 の項目から一足先に試験会場と時間が判明します。1〜2日後ぐらいにはがきが届きました。
僕の場合は某大学で実施されるようで、思っていた会場と違ったのですがこればかりは従うしかありません。遠いなー・・・
技能試験に向けて、すこしずつ材料を揃えてランプレセプタクルの輪作りとかリングスリーブの圧着とかポイントのみ練習してきたのですが、未だ作品を全部仕上げていません。
本番までに一通り問題用紙を印刷して本番と似た状況で作品を仕上げておきたいところですが、問題数が多いし線材がイチイチ高いしと躊躇していたらもう1週間ですよ・・・^^;。
そこで、効率よく「難題のみ作成して、反省点を練習する」という方法を取ることにしました。
中でも4極スイッチの出てくる候補問題7番は難易度が高いとされているので、この問題を時間内に収めることを目標にします。
候補問題7番
作業1回目
2.0mm2芯はどうせ切らないので端材、ゴムブッシングは数足らず、差し込みコネクタは種類を揃えるのが面倒なので全部5極で対応という適当な状況です。
一発目から意外とスムーズにできて、タイムは27分!?これなら意外とイケるんじゃないかな?という印象。
課題が見つかりました。
- 時間に追われると緊張で手が汗ばむの手袋の中が不快になる
- リングスリーブばかり練習していたので差し込みコネクタの被膜剥きに不慣れ
- 不良に該当しないが、綺麗じゃない気になるところを手直しすべきか否かで悩む
新しい発見もありました。
- 電線寸法は指定の1/2以下にならなければ良いので、大凡でいい。
- 問題用紙に線の種類とコネクタの種類と個数、リングスリーブの個数が書いてあるので複線図と照らし合わせれば間違いに気づきやすい。
- 差し込みコネクタは多少なら剥きが短くても頑張って突っ込めば被膜が圧縮されてなんとかなる。
- 最初に器具の配線を済まして、電線同士の結線でまとめて被膜剥きした方が楽
- やはりガッチャン(VA線ストリッパー)最強!!めちゃ楽!
あと、差し込みコネクタから線をくるくる回しながら抜くのは一苦労です。特に3本以上の線を抜くと腕がパンパンになります。
リングスリーブの刻印入れも意外と腕の力使うし、老後の楽しみではなく若いうちに取っておくべき資格ですねコレ。「今日があなたの人生で一番若いのですよ」と誰かに言われましたが、ひしひしと身に沁みます。