DreamerDreamのブログ

夢想家の夢です。〜揚げたてのモヤっとしたものをラフレシアと共に〜

RV減速機の仕組み サイクロ減速機と遊星歯車を組み合わせた減速機を3Dプリンターで作ってみた記録

前回、偏心軸0.5mmのサイクロ減速機を作ってみました。

dreamerdream.hateblo.jp

しかし回ることは回るけれど、非力なモーターでは回しにくいものでした。

 

そのままのモーターを使おうとすると一段目にさらに減速機が必要そうです。

ただ一段目に減速機を取り組んでしまうとサイズや軸が大幅に変わってしまいます。

 

軸を変えずに減速するには遊星歯車減速機を使うことが思いつきますが、サイクロ減速機の前段に遊星歯車減速機を入れるとすると、「じゃあ全部遊星歯車減速機で構成した方が簡単で良くない?」ということになります。

 

せっかくサイクロ減速機を作ったんだから何か方法は無いか?と調べてみますと、ナブテスコが出している「RV減速機」というものが目に留まりました。

「一段目に遊星歯車減速機を使ったサイクロ減速機」です。

ナブテスコ社 HP>

RV紹介 | 製品 | ナブテスコ株式会社 精機カンパニー

 

百聞は一見に敷かずと言いますので↓


Rv principle English 1

しかし、僕はこの動画を見ても当初よく解らなかったのです。

遊星歯車が回るタイミングと同じタイミングで出力されているから、「じゃあ遊星歯車減速機でいいんじゃないの?どういうこと?」と謎でした。

 

見よう見まねでモデルを作り出してからようやく動きを理解することが出来ました。

 

 

解りにくかったのでRV減速機の構造の理解を以下に纏めました。

 

 

RV減速機の理解

まず、遊星歯車減速機は外歯車に遊星歯車を押し当てて減速しています。

<遊星歯車減速機>


遊星歯車【マルチ】の動作(切替機能)

 

サイクロ減速機も外歯車に内歯車を押し当てて減速しています。

<サイクロ減速機>

 

アクリル組み立てキット「サイクロ減速機」

 

上の2つの減速機の動きをしっかり頭に入れておきます。

 

遊星歯車減速機は、遊星歯車を太陽歯車と丁度噛み合う位置に配置して固定することで全部の遊星歯車が歩調を合わせて回転することになります。

この「遊星歯車は全て同じ位置に固定されているもの」ということが以降の理解で大事になります。

 

サイクロ減速機は、内歯車が回転ではなくスライドすることで外歯車の影響を受け、結果として回転します。

 

遊星歯車が回転する軸を偏心させて、且つ偏心するタイミングを全て同じ向きに揃えてサイクロ減速機の内歯車に取り付けると、サイクロ減速機の内歯車は遊星歯車の偏心に合わせてスライド運動をすることになります。

f:id:DreamerDream:20200704134550p:plain

遊星歯車は複数枚あっても、偏心軸を同調させることにより、同じタイミングで回転すると同じように偏心するので結果として同じ場所に位置する。ということになります。

 

 

遊星歯車で偏心させると、サイクロ減速機の一軸のみの偏心ではなく複数の偏心軸が同時に内歯車をスライドさせるので、力が複数の軸で分散された状態で内歯車を外歯車に押し付けます。

結果、一つの偏心軸へ対するの負担が軽くなるのです。ベアリングを用いない構造の場合、これはかなりの利点となるでしょう。

 

RV減速機は遊星歯車の公転運動をサイクロ減速機の入力として扱うのではなく、遊星歯車の自転をサイクロ減速機の入力として扱う事で動作しています。

遊星歯車の公転運動はサイクロ減速機の出力と同調しますので、RV減速機は遊星歯車減速機の外歯車がありません。

 

以上です。

 

 

作成の注意点

遊星歯車の偏心のタイミングをモデリングの時点でしっかり合わせて、組立時に解りやすいようにマークしておく必要があります。

遊星歯車の回転タイミングが合わないと太陽歯車と遊星歯車がうまく噛み合わないだけでなく内歯車のスライド運動が出来ません。

 

 

実際に作って動かしてみたものの動画がコチラ↓ 


RV減速機の仕組み

 

この減速機の構造上組み立てながら動かすという方法が出来なかった(組立中に固定出来ない)ため、動かした後に分解して説明という型になっています。

 

初回のサイクロ減速機の実験動画よりかなり実用的な構造になってきましたが、今の所狙っているようなトルクは出せていません。

この辺が3Dプリンターで作る構造の限界といった所だと僕は感じました。

 

今後はさらに実用的な最初からトルクのあるモーターに変更して今までの実験を元に新しい構造で造型していこうと思います。

3Dプリンターで偏心0.5mm、変速率1/50のサイクロ減速機は作れるのか?という実験 家庭用3Dプリンターの限界に挑む

多段式のサイクロ減速機を試作して何度か実験してみて解ったことがあります。

dreamerdream.hateblo.jp

 


前回の実験から判明したこと

  1. 偏心が大きいと歯車同士が衝突してエネルギーロスが大きくなる
  2. 偏心が小さすぎると歯車が滑ってうまく動力が伝わらない
  3. 外歯車には回転力が強くかかる
  4. 回転機構の無い外歯車は摩擦が大きくなるのでサイクロ減速機向きではない
  5. 高回転&低トルクのモーターで回すには出来るだけ一段目の歯車を軽くする必要がある
  6. 高回転モーターの場合、振動が致命的なので180度相違の2枚歯車式にしてバランスを取った方が良い

 

以上のことを踏まえ、再度モデルを作り直しました。

 

  • 偏心を出来るだけ小さくする(3Dプリンターでの実現範囲で)
  • 外歯車を回転機構にする
  • 内歯車を軽くする
  • 1段の2枚歯車式にする

 

 

Blenderモデリング

f:id:DreamerDream:20200630140356p:plain

緑の縦長の棒が3Dプリンター用フィラメント(直径1.75mm)です。細かーい!

※モデル途中のものであり、作成機はこのモデルではありません。

 

出力用のピンにもリングを取り付けました。

f:id:DreamerDream:20200630140406p:plain

 

内歯車が軽くなるように肉抜きをすると、結果的に表面の部品同士の接地面積が減ることになり抵抗が軽減されることになります。

厚さ2mmで肉抜き部分は1mmです。

f:id:DreamerDream:20200630140417p:plain

 

入力用のコアは2枚の内歯車を180度相違の偏心0.5mmで組み立てるので上下1mmの差のコアが完成します。

2mmずつの合計4mm。

f:id:DreamerDream:20200630140519p:plain

 

下コアには先にリングを入れておかないと後からは入らないので注意。

f:id:DreamerDream:20200630140454p:plain

 

外歯車は3Dプリンターのフィラメントをそのまま使い、回転出来る程度に保持するという機構にしました。

f:id:DreamerDream:20200630140440p:plain

8mm50個

 

最初作ったモデルの穴は小さすぎてフィラメントが全く回りませんでした。

f:id:DreamerDream:20200630140428p:plain

結果として、手で支えていると回るけどフィラメントを入れると無反応になる。

という悲しい結果に・・・↓


3Dプリンターで作るサイクロ減速機実験動画

 

 

作り直したものがコチラ↓

f:id:DreamerDream:20200630140506p:plain

 

結果、狙い通りフィラメントは回転してうまく動いてくれました。


偏心0.5mm、減速比1/50のサイクロ減速機が3Dプリンターで作れるのか?という実験

 

動画では最初から綺麗に動いているように見えますが、内歯車はヤスリで削って結構調整しています。

当初2段式をと考えていましたが、外歯車のフィラメント50個カットするのに心が折れかけたので1段のみの実験としました。

 

出力した部品たち↓

f:id:DreamerDream:20200630140528p:plain

なにが何だかよくわかりませんが、自分用の備忘録としてGoogleドライブに部品データを残しておく事にします。

 

※面倒くさいのでどこに何の部品を配置するかなどは記しません。誰が使っても良いですが、いい加減な名前もついていますのでその点はご容赦ください。

<Googleドライブ>

CycloGire-3DPrinter-1-50 - Google ドライブ

 

今回、

実験結果としては大成功!

ですが、実用とするにはまだ課題が残されています。 

 

課題

  • 電源投入後すぐ回転することもあれば固まっていることもある
  • 逆入力がうまくいかない
  • トルクが小さ過ぎる

 

今回の実験から解ったこと

  • 偏心の大きいものは高回転のモーター向きではない
  • 最初の入力にはある程度のトルクが必要になる(今回のモーターは小さ過ぎる)

入力用のモーターが非力すぎるのもネックなので変えようかなと思案中です。

 

今回は以上です。

 

 

Amazonが「ロボットアームなんて1万円以下であるんだから無駄な実験なんかせずに買っちゃえよ♡」と誘って来る。

あ〜、心が折れそうです。 

サイクロ減速機の実験 耐久性はどのぐらいあるのか? 自己崩壊させてみた

 前回、3Dプリンターでサイクロ減速機の機構を作って実際に動かしてみました。

dreamerdream.hateblo.jp

 

 

今回はこの減速機を3段にして減速1/1000にしました。

3Dプリンターパーツをネジで組んだだけですが、見た目は格好良いでしょ?

f:id:DreamerDream:20200626140345p:plain

見た目だけは良いんですよ。

f:id:DreamerDream:20200626140357p:plain

 

動作させた様子↓


3Dプリンターで3段のサイクロ減速機を作ってみた

 

うん、まあこんな物ですね。

精度は悪いしパワーも出てません。ピンをバシバシ叩いているような音が出ていますが、おそらくその音が大きなエネルギーロス部分ですね。

多段式にすればその分だけロスが大きくなるのかもしれません。

本当はベアリングなどを入れてピンをコロコロ転がるように移動させるのが理想です。

次作るときは外歯も回転運動するようにしてみます。

 

ところで、サイクロ減速機の面接触で動いているものなので耐久性は気になりますよね。

 

そこで、こんな実験をしてみました。

 

僕の作ったこの減速機はベアリングを一切使っていない部品同士の滑り運動をしていますので、外歯車であるネジ部分には常に回転運動が加わっています。

ですから、ネジを少し緩めると簡単にネジが回って自己崩壊が始まります。

 

今回、自己崩壊をしている様子を撮影しました。

どこまで崩壊したら減速機能が成り立たなくなるのか?という実験です。


サイクロ減速機を出力が停止するまで崩壊させてみた

 

結果として、かなりボロボロになりながらも機能しています。

 

外歯車であるピンがどんどん抜けいているにも係らず機能しているのが実に面白いですね。

最終的にピンが3本抜けたところで止まりましたが、通常のギアの点接触であれば1つでも歯が欠けると致命的ですがこの減速機は面接触なので多少の破損でも耐えられるようです。

f:id:DreamerDream:20200626140953p:plain

 

サイクロ減速機、こいつはなかなか奥が深そうです。

 

<続>

もしかして、偏心量が多いからエネルギーロスになってるんじゃないの?

ということで、0.5mmにして実験してみました↓

dreamerdream.hateblo.jp

 

サイクロ減速機をBlenderでモデリングして3Dプリンターで作ってみた サイクロ減速機って多段式に出来るのかも?という実験

色々なギア

3Dプリンターでギアを作れるようになると工作の幅と夢が広がります。


いろいろな歯車【平歯車 内歯車 遊星歯車 かさ歯車 ラックギア 変速歯車】models of gears

 

こういったギアを3Dプリンターで簡単に作るにはこちらのサイト↓

Gear Model For 3D Printer

が便利なので僕もこちらをよく利用させていただいております。

 

ここ最近、ロボットアームの作成に興味が出て来て試作をしているのですが、こういったロボットアームには減速機が必須です。


ロボットアームの試作

ギヤードモーターやサーボモーターといった減速機内蔵のモーターもありますが、折角なので(なにがだ?)自分の使いやすい減速機自体を作れるものなら作ってみたいと考えています。

何より「手持ちのモーターで費用をかけずに作りたい!」のです。

 

前述のサイトでウォームギアというモデルを使うと減速率の高いパワーのある減速機が比較的簡単に作れるのですが、ウォームギアは逆入力(アーム側を動かしてモーターを動かすこと)が出来ません。

 

そこで、いろいろな減速機を調べているうちに「サイクロ減速機」というものを発見しました。

 

 

サイクロ減速機とは

百聞は一見にしかず。


アクリル組み立てキット「サイクロ減速機」

中心の片寄った軸で中のギアを外のギアに押し付けることによって中のギアを回すという仕組み。

しかもこの仕組みだと1枚歯差で高効率な減速が実現出来るそうです。

そして逆入力も可能なのです。

 

なるほど!そうすると普通のギアでも1枚歯の差で差分だけギアが回るということですから、例えば1/100にしようと思うと「外歯が100、内歯が99のギアを作ってゴリゴリ回せば簡単じゃない!」簡単!簡単!と思うじゃないですか?

 

実際に70歯程度で1枚歯差で作ってみたギアがコチラ(内歯は厚さ0.5mmの試験出力なので中には入っていません)↓

f:id:DreamerDream:20200625121658p:plain

はい、ギアの形状が他のギアと重なってしまうので回るどころか内歯車が中に入りません。

 

ギリギリ入る範囲を狙ってみましたが結局遊星歯車のようなちっちゃいギアにしかならず、内歯の先端を切ることで1/10程度に収めることに成功したギアがコチラです↓

f:id:DreamerDream:20200625122256p:plain

これを実際に回してみたのですが・・・

 

回るには回るのですが、これがとんでもなく煩いのです。

ギアの先端を切っているので噛み合わせも良く無くてたまに滑るし、中心の偏心体が大きくなるので出力用のピン穴のサイズとギア全体のサイズも必然的に大きくなってしまいます。

 

そして、このような機構を「内接式遊星歯車」と呼ぶようで、サイクロ減速機では無いそうです。

 

サイクロ減速機とは、「エピトロコイド平行曲線と円弧歯車を採用して、且つ同時噛み合わせを持つ減速機」のことだそうです。

「サイクロ減速機」自体も商品名だとかなんとか・・・

<参考リンク>

住友重機械工業(株)|住友重機械工業(株)|SUMITOMO|デジアナEカタログ|メカトロネット

 

非工業系の僕には上の用語がサッパリ解りませんが、要するに円弧を描くように内歯車と外歯車が常に接しているような複雑な機構ということ(?)だそうです。

 

へえ、じゃあ素人工作じゃ無理か・・・

と思っていましたが3Dプリンターで作っている方を発見してしまいました!


3Dプリンタでサイクロ減速機を作ってみた。

 

意外と素人工作でも出来るのか?

これは是非作らねば!

 

という変な使命感に燃えて円弧歯車とか何も解らないまま強引に作って実験してみたのがコチラ↓


二段式のサイクロ減速機を作って実験してみた

動きました!

とりあえず動いたことに感動しました。

 

動画の冒頭で「2段式」としていますが、一般的に工業用途で使われているものは2枚歯式のものが多いようです↓


Varitron Cyclo Drive

これは偏心のバランスを取るためのものか、或いはバックラッシュを抑えるためのものと勝手に思っているのですが(実際のところ知りません)、2枚の歯とも同じタイミングで動くのでこれらは1段の2枚歯仕様です。

 

今回はモデリングをしながら、「あれ?これって簡単な機構で多段式に出来るんじゃないの?」という疑問が湧き、調べましたが多段式に関しては何も解らなかったことから動画のような実験をするという経緯となりました。

 

効率を良くしようと思うとベアリングを沢山使って滑り運動を転がり運動に変える必要があるそうなのですが、そこまで多くは求めていないため今回は「2段式が出来た」という実験結果だけ記しておくことにします。

 

 

 

Blenderで作る方法

素人が実際に無理矢理作った方法を備忘録として残しておきます。

※エピトロコイド平行曲線などという高等技術は扱っていませんので、厳密にはサイクロ減速機と同じではありません。

Fusion360にはこのような歯車を計算するスクリプトが存在するようなのですが、残念ながらBlenderには無いようです。

公開されているモデルも発見出来ませんでした。

そこで、このような力技な方法で作成しましたという備忘録と作ったstlファイルを残しておきます。

 

 

直径6cmの円盤に直径5mmの外ギア用の円柱を配置

f:id:DreamerDream:20200625114932p:plain

 

外ギアをスピンさせて10こ複製します。

f:id:DreamerDream:20200625114942p:plain

 

中心を原点に合わせて10カ所綺麗に配置します。

f:id:DreamerDream:20200625114954p:plain

 

次に内歯ですが、このようにガッツリ丸い刃にしてしまうと偏心が大きくなるので

f:id:DreamerDream:20200625115004p:plain

 

ある程度の厚さにします。(5mm程度)

f:id:DreamerDream:20200625115013p:plain

 

今度はスピンで9個ピンを原点に合わせて配置します。

f:id:DreamerDream:20200625115025p:plain

 

外歯と重なる部分があるので中心をギリギリ重ならない程度に軸を移動させます。

f:id:DreamerDream:20200625115034p:plain

 

このぐらいギリギリ重ならない程度まで詰めます(Y:-1.38)この数値を覚えておきます。

f:id:DreamerDream:20200625115045p:plain

 

原点を重心にして外歯を18度

f:id:DreamerDream:20200625115118p:plain

 

内歯を20度回転させます。

f:id:DreamerDream:20200625115155p:plain

 

今度は外歯にしっかり重なるように円柱を配置して、

f:id:DreamerDream:20200625115204p:plain

 

同じようにスピンで9個複製、Y軸を先ほど覚えた数値(-1.38)に合わせます。

f:id:DreamerDream:20200625115214p:plain

これが内歯の削る部分です。

 

出来たら原点を重心にして全ての全てのオブジェの配置を原点(X:0,Y:0)にします。

f:id:DreamerDream:20200625115224p:plain

 

原点に円柱を配置して先ほど作った9個の円柱に重なるようにサイズ調整します。

f:id:DreamerDream:20200625115233p:plain

 

ブーリアン演算で後で作った円柱分を削ります。

f:id:DreamerDream:20200625115250p:plain

 

ブーリアン演算で先に作った円柱分を一体化します。

f:id:DreamerDream:20200625115300p:plain

 

これで内歯車は完成です。

f:id:DreamerDream:20200625115310p:plain

 

出力用ピンの穴サイズは、ピンの直径+偏心の量×2です。

f:id:DreamerDream:20200625115320p:plain

 

コロコロ転がしてピンを回転させて重ならなければOKです。

f:id:DreamerDream:20200625115329p:plain

 

ベアリング代わりのリングとか適当に作って完成です。

f:id:DreamerDream:20200625115338p:plain




とりあえず実験用に作ったstlファイルは公開しておきます。

必要な方はご自由にお使いください。

<GoogleDrive>

CycloGireTestParts - Google ドライブ

 

ネジはM3の3cmのものを使っています。

f:id:DreamerDream:20200625131647p:plain

 

今回は以上です。

 

Amazonでもロボットアーム売ってるけど、やっぱり高いよね。 

 

 <続>

3段のサイクロ減速機を組み上げました↓

dreamerdream.hateblo.jp

 

PiTFTのセットアップ方法 タッチパネルの回転が出来ないですと?

以前にPiTFTのセットアップをしていたんだけど、どうやら現在ウェブ上のシェルコードで設定するようになっているらしく、以前のリンクが切れていたので再掲載です。 

 

dreamerdream.hateblo.jp

 

 

僕の持っているPiTFTはこの型のもの3.5inchのタッチスクリーンタイプ

f:id:DreamerDream:20200616104922p:plain

 

<公式HP>

https://learn.adafruit.com/running-opengl-based-games-and-emulators-on-adafruit-pitft-displays/pitft-setup

 

 

公式HPによりますと、以下リンクからシェルスクリプトをダウンロードして実行するとシェルによる対話形式でインストール出来るとのことです。

 

ダウンロード

curl https://raw.githubusercontent.com/adafruit/Raspberry-Pi-Installer-Scripts/master/pitft-fbcp.sh >pitft-fbcp.sh

 

実行

sudo bash pitft-fbcp.sh

 

 

すんなりインストール出来るのか?と思いきや、どうやらタッチスクリーンと画面との角度が合わなくて試行錯誤しました。

 

画面がちっちゃかったり

f:id:DreamerDream:20200616104954p:plain

 

色が出てなかったり

f:id:DreamerDream:20200616105006p:plain

何度も色々なパターンを試してみて一番しっくり動いた結果を以下に備忘録として残しておきます。

 

<試行錯誤メモ>

1(Nomal)-3(180):(→)-(←)

2(90)-1(0):(↑)-(←)

1(Nomal)-1(0):(←)-(←)

1(Nomal)-2(90):(↑)-(←)

1(Nomal)-4(270):(↓)-(←)

2(90)4(270):(←)-(←) 


Adafruitのタッチパネル液晶ディスプレイPiTFTの設定メモ

 

<解ったこと>

タッチパネルの方向は縦向き限定になる。

ディスプレイを合わすには、90度回転させた解像度で表示させてから、逆に−90度(270度)回転させた画像を出すという必要があるみたい。

 

<対話シェルの設定の流れ>

CONTINUE? [y/N] y

Select project:
1. PiGRRL 2
2. Pocket PiGRRL
3. PiGRRL Zero
4. Cupcade (horizontal screen)
5. Cupcade (vertical screen)
6. Configure options manually

SELECT 1-6: 6

Select display type:
1. PiTFT 2.2" HAT
2. PiTFT / PiTFT Plus resistive 2.4-3.2"
3. PiTFT / PiTFT Plus 2.8" capacitive
4. PiTFT / PiTFT Plus 3.5"

SELECT 1-4: 4

HDMI rotation:
1. Normal (landscape)
2. 90° clockwise (portrait)
3. 180° (landscape)
4. 90° counterclockwise (portrait)

SELECT 1-4: 2

TFT (MADCTL) rotation:
1. 0
2. 90
3. 180
4. 270

SELECT 1-4: 4

Device: pitft35-resistive
HDMI framebuffer rotate: 1
TFT MADCTL rotate: 270

CONTINUE? [y/N] y

Starting installation...

(割愛)


Done.

Settings take effect on next boot.

REBOOT NOW? [y/N] y
Reboot started...

 

 

以上で設定完了。

f:id:DreamerDream:20200616105125p:plain

 

 

しかし、タッチパネルの範囲が合わない(画面より狭い)らしくメニューから終了処理が出来ません。

まあ、僕の今回の目的は大雑把なCUIソフトを作ることなので縦でも横でも画面がまともに映って大凡の位置が合っていればそれで良しなのでこれ以上は設定を詰めません。

草刈りロボットを作りたいプロジェクト ②草刈りモジュールとCuBaseを繋ぐ

 前回作った草刈り用の回転刃モジュールと、走行用のキャタピラモジュール「CuBase」を繋ぎました。

dreamerdream.hateblo.jp

 

 

こんな感じで、接続するパーツを3Dプリンターで作ってみました。

f:id:DreamerDream:20200615123043p:plain

 

草刈りモジュールは完全には固定せず、石等に乗り上げたらモジュール自体が上に上がるようにしました。 

f:id:DreamerDream:20200615123033p:plain

 

おかげで回転刃のメンテナンスは容易に行なえます。

f:id:DreamerDream:20200615123054p:plain

 

CuBase同士を繋ぐ部品もアルミ柱と3Dプリンターで頑丈に作りました。

f:id:DreamerDream:20200615123104p:plain

CuBase同士を頑丈に接続したので、当初考えていた草刈りモジュールの歪み対策としての補強は必要無さそうです。

 

見た目スカスカですが、これでひとまずモーター類の物理装置は完成とします。

 

次はモータードライバーを含めたコントロール基板等のハードウェアの作成です。

基板の作成・・・この作業が一番面倒臭いのです・・・ 

 

消毒用エタノールの代用品「SPIRITS 70」を試してみた 手指消毒として非常に良い、器具消毒には向いていない

消毒用アルコールの代用としてお酒を蒸留する方法を以前の記事でご紹介していました↓

dreamerdream.hateblo.jp

 

このたび、薬局でこのような飲用不可とした元から高濃度のエタノールとして製造されたお酒を発見しましたので試しに購入してみました。 

 

 <Amazonの販売ページ>

 

こちらは、焼酎蔵である「西酒造」というメーカーが出しているお酒です。

西酒造のホームページ>

sakenokadoya.com

 

 

こちらのページの注意書きにも「手指消毒に使用し・・・」と書かれています。

何故、器具の消毒について書かれていないのでしょうか?

 

臭いはアルコールの臭いというよりは、日本酒のようなお酒の臭いです。

乾くと無臭になるので気にはなりませんが、もし他人が後から入ってきたらこっそり飲酒していたのかと勘違いされそうです。

 

手指消毒に使うと普通のエタノール消毒液よりシットリしている感じがあります。

アルコール消毒で傷ついた手にも滲みない感じで手には優しそうです。

 

 

今回、少し簡単な実験をしました。

 

こちらが手指消毒と機具消毒用途に用いられる消毒用エタノールです。

f:id:DreamerDream:20200613084217p:plain

パッケージには「手指・皮膚、医療機器の消毒に」と記載されています。

アルコール濃度は 76.9~81.4 vol%のものです。

 

対して、今回購入したもののパッケージには「手指消毒に使用することが可能です。」と書かれていますが、機具消毒については触れられていません

f:id:DreamerDream:20200613084226p:plain

アルコール濃度は70%

 

 

今回はこのような実験器具を作って実験しました。

f:id:DreamerDream:20200613084237p:plain

この実験器具の複数の小さな穴に1滴ずつアルコールを垂らして揮発性と蒸発後の残留物を確認します。(元々ブログに上げる予定が無かった実験でしたので、少し時間が経過してした写真です)

赤色で囲んだ部分にSPIRITS70、青色で囲んだ部分には消毒用エタノールを入れています。

 

 

時間の経過と共にアルコール分が揮発していきます。

f:id:DreamerDream:20200613084247p:plain

やはり消毒用エタノールの方が濃度が濃い分早いようです。

しかし、SPRITS70が完全に揮発しているのか非常に解りにくかったのでこのまま丸一日放置しました。

 

完全にアルコール分が揮発したもの↓

f:id:DreamerDream:20200613084257p:plain

なんと、SPRITS70には残留物があります。

これが手がシットリする正体です。

 

この残留物が何かは解りませんが、器具などに付着したらそのまま残留物として残りますので、もし細菌やバクテリア等の栄養源になるものであれば(糖分など)あまり多用するのは望ましくありませんね。

 

ということで、用途は限られますが手指消毒に限ってはとてもオススメできますので今回はこちらをご紹介させていただきました。

 

https://cdn.profile-image.st-hatena.com/users/DreamerDream/profile.png私、(PONさん (@o_n_pon) | Twitter)を応援してくださるお優しいかたは15円から投げ銭可能ですので↓よりカンパをお願いしますm(_ _)m

kampa.me