ここ最近、CNCのミリングマシンを作りたい衝動に駆られています。
こういうの、めちゃかっこいい!!!
実際に作れるかは置いておいて、本体を作ってから「動かない!」では困るので、ひとまず制御マイコンへのファームウェアのインストール方法を探したところ、「GRBL」というファームウェアをArduinoUnoへインストールするという方法が大道だということを知りました。
GRBLはバージョン0.8~1.1まで存在し、それぞれのバージョンによってArduinoの使用ピンが違うことから専用シールド(拡張ボード)との相性が存在するようです。
Arudinoに単品でインストールしてGRBL用のボードを購入するにはバージョンを間違えないようにしないといけませんので、インストール済みでセットになっているものを購入するのがベストな選択肢と言えるでしょう。
既にインストール済み&モーターなどへの出力が全て組み込まれた制御基板もあります。
GRBLは既に(2019年?)に開発は終了しており、現在は新しいマイコンに対応したプロジェクトが創設されているようです。
GRBLはArduinoのメモリをギリギリまで書き込んで使われるため、新たな機能拡張は見込めない状態ですが、良い意味で「枯れた技術」ですので安定性、確実性を求めるのであれば正しい選択肢だと思われます。
僕の場合は、それに加えて3Dプリンターのように遠隔操作をしたいと思っています。
<過去記事>
CNCも遠隔操作が出来ないかな?といろいろと探っていましたら、3Dプリンターで使っているものと同じOctoPiのプラグインを発見しました!!
これは先程のGRBLと連携させて使えるそうです。便利そう!!!
ということで、この構成で動かすことが出来るのかの実験です。
早速手持ちのArduinoへGRBLのライブラリをダウンロードしてインストールを試みましたところ・・・(画像中コードは無関係)
どのバージョンでもライブラリがインストール出来ませんでした。
ArduinoIDEのバージョンの問題かもしれませんが、結局いろいろ試して挫けました。。。。
他に方法がないのか?と探ったところ、こちらのブログで詳しく紹介されていますが、ESP32に対応したGRBLプロジェクトがあるという情報を得ました。
中でもFluidNCは新しく、Web経由で操作が出来るとのことですのでこちらを手持ちのESP32にインストールできるのか試してみることにしました。
ESP32でWebベースで制御可能な基板そのものも販売されていますので、制御回路に手間をかけたくないという場合はこちらが最適な選択肢となります。
続く