モーターへコレットチャックがなんとかセット出来ましたので、マシンの各軸のレベル調整をしていきます。
まずはテーブルの上下幅の調整です。
エンドミルはまだ購入していないので、適当な手持ちのリューター用の適当なミルをコレットへ装着して隙間を見ながらXY軸を動かしていきます。
スレスレの絶妙な範囲を狙います。
少しズレたらゴリっとテーブルへミルが当たります。
ネジを締め直したり稼働時間が長くなるとどうせ少しずつ狂うし、加工材料にもよるので、ここでは一気に精度を詰めないで大凡整ったらXY軸の直角を出します。(3Dプリンターで体験済み)
インクの少なくなったボールペン先をコレットへセットします。
ボールペン軸の直径が約4mm
都合よくいろいろなサイズのコレットのセットを購入していたのでそのまま掴めます。
直角を出す方法は他にもいろいろありそうですが、僕はプリンターの精度を信じてA4用紙に直角の適当なガイドラインを作ってペンでなぞるという方法を取りました。
既製品の方眼紙があれば尚良いかもしれません。
いい感じで上下レベル調整のができていたようで、押さえバネを使わなくてもインクがしっかり出てくれています。
何度か手動で軸を動かしながら調整します。
ガイドラインはいろんな色で試した結果、黄色が見やすかったです。
調整ができたら実際にFluidNCからの制御でステッピングモーターで動かして直角と移動量を描いて確認します。
何度が同じ制御をして線がズレないか確認中。悪くない手応えです。
サイズを確認しましたが、特に問題は無さそうです。
(黄色のガイドラインのサイズは適当なので関係ありません)
後はキレイな「円」が描けるか?ですね。
自作CNCの先輩方によると、CNCは円が描ければほぼ完成と言えるそうです。
3DデータはひとまずBlendercamでGコードが出力できることを確認したのですが、逆にシンプルな2DデータのGコードの生成方法がわからないのでこれから調査です。
Windows用のCAMソフトなら沢山あるんだけどMac対応で無料のものは少ないですね。
動画で纏めました。
本当はZ軸も正確な直角を出したいところですが、移動量がわずか1〜2センチぐらいですし深堀りする予定もなく面倒なので(←おいっ)使っていてもし問題が出てきたらしぶしぶ調整することにします。