ムームードメインで取得できるメールサービス、ムームーメールは独自ドメインに付けるメールとしては格安で提供されているので超お得なメールサービス!
(アドレスは作り放題!なんと1ヶ月50円(1年600円)という驚異的な安さのメールサービスです。↓)
しかし、そのまま使うと問題が出て来ました。
デフォルトの設定のままムームーメールを利用してメールを送信すると、Gmailの受信一覧に「?(クエスチョンマーク)」マークが表示されてほぼ確実に「迷惑メール」フォルダーへ勝手に振り分けられてしまいます。
↓この表示
この?マークを選択すると、
「Gmailでは、このメールが(スパム発信者からではなく)本当に○○から送信されたメールであることを確認できませんでした。」
という説明が見られます。
自前のpythonコードからもDjangoアプリからもムームーメールWebアプリからもです。
これではせっかくムームーメールを利用してGmailに送信しても迷惑メール扱いになってしまいます。
こんな怪しいメール「大丈夫」と言われても開きたくないですよね?
さて、この疑問符が付くメールの対策ですが、ムームーメールの公式ドキュメント(確認時点)では一切説明されておらず、ググってもムームーメールに関してはあまり情報が無いので少し困りました。
しかしながら、ムームーメール以外のメールサービスでも同様の表示がされている場合があるようで、なぜ疑問符が表示されるのかというと、
「WEB版GmailとAndroidでは、送信ドメイン認証技術である "SPF" または "DKIM" のどちらかで認証がされない場合、メールのプロフィールアイコンに"?"(はてなマーク)が表示されます。」
という情報が得られました。
<引用元>
Gmailの警告表示が拡張! メルマガのプロフィールアイコンを確認しよう|メールマーケティングのCuenote
つまり、キーワードはSPFもしくはDKIMというメール認証サービスのようで、
要は送信メールサービスに受信メールサーバーが「このメールの発信者は誰?」 と問い合わせた時に音信不通のサービスは成り済ましの可能性があるから気をつけろ!ということだそうです。
解決策は「発信者の問合せに適切に返信させる」というのが答えだそうです。
「?マーク ムームーメール」「ムームーメール 疑問符が表示される」など、なかなか探しても妥当な回答が見つからずにいましたが、SPFというキーワードを追加してググるとそのものバッチリの回答が出て来ました。
お待たせしました!それでは解決策です。
ムームーメールでも送信アプリでもなく、ムームーDNSの設定を弄ります。
https://muumuu-domain.com/?mode=conpane
(「設定2」にあるカスタム設定でムームーメールを取得している場合は既にMXレコードに「mx01.muumuu-mail.com」が割り振られているはずです。)
その下に追加で、種別「TXT」を選択し、「v=spf1 include:_spf.muumuu-mail.com ~all」
と記述して「セットアップ情報変更」する。
と設定が反映されれば成功です。
これで数時間待ってから(浸透するのに時間がかかるようです)送ったメールには「?」マークが消えているはずです。
(※対策前に送ったメールの「?」マークは消えません。最初に送った何通かは送信から受信までに時間がかかりました。)
ムームーさん!こういうのは公式に通知してくださいよ!
<参考>
ムームーメール、ムームーDNSを利用している場合のspf設定 | 佐川悠のブログ
※用語がわからなくてもググられやすいように下に検索ワードを掲載しておきます。
「Gmailで?マーク」「Gmailでクエスチョンマーク」「ムームーメールからGmail」「ムームーメール 疑問符メール」「ムームーメール Gmeilで迷惑メール」
続、ムームーメールの受信は転送で!ってゆーお話です↓