作りたいものが出来たので、材料として破格のロードセルを注文しました。
(うまく作れたらこのブログで紹介します)
<追記 作れたので紹介>
ロードセルとは、体重計などに使われる重量センサーで、ひずみゲージというセンサーを金属のブロックに貼り付けた構造をしています。
精度が求められる場面で利用され、シビアな調整が必要な部品のため、割と高価なものです。
ロードセル単品より安い体重計から取り出す工作例がよくブログに載っていますが、ここ最近値段が下がったのか、物によって投げ売り価格で提供されているものがあるようです。
注文時に詳細が不明でしたが、安いのでまあいいかという軽いノリで注文したのですが、思ったより小さくて取り扱いが楽そうでしたのでサイズを共有しておきます。
購入したのはこちらのハーフブリッジ4枚のロードセルとアンプが2つセット入って999円という超お買い得商品。
通常はこのロードセル4枚だけで1000円以上します。(※同じものとは限りませんが)
<参考 秋月電子>
ロードセル 4ポイント(薄型) 200kg(50kgx4): センサ一般 秋月電子通商-電子部品・ネット通販
届いたとき、「え?1セットしか入ってない?」と思うぐらいパッケージが小さかったです。
きちんと2セット入っていました。1セット500円以下なんて凄い!
さて、ロードセルのサイズですが、約34mmの正方形
中の四角は幅が約22mm
E字の腕の部分が約17mmで、表の部品を留めているリベットの部分が少しだけ出っ張っていますので、裏面は真っ平らじゃないことに注意です。
装置に組み込む際には周囲で負荷を受けて中央のブロックは数ミリ浮かすように配置しないといけません。
ブロックの固定部分は約3mm
固定部分の根本は約8mm
ブロックの厚みは2.6mmもあります。
ブロックが力を受ける部分で一番出っ張っている箇所が約8mm
ここで力を受け、E字型の真ん中の棒に剪断力を加えるようにひずませることで測定できるようです。
割と小さいので50Kgも耐えられるのか???と思うのですが、あえて50Kgで試す勇気もありません。
個体差があるかもしれませんが、ブロックは何故か磁気を帯びてノギスが引っ張られました。
回路を組んで動作テストをしてみたところ、すごく敏感に反応しているので(ノイズ含)1g単位の計測は難しそう。うまくすれば10g単位の計測は可能かもしれないという感じです。
以上、情報提供でした。