CentOS8がリリースされ、僕の構築したサーバーもゆくゆくは移行しないといけないのでCentOS8でもこれまでと同じようにDjango環境が構築できるのか?テストをしてみました。
少しだけ使い勝手が違いましたが、概ね同じような要領で構築できました。
CentOS8からはpython3系のみになりましたので、python2系を活用されている方は少し問題が出る事もあるかもしれません。
RaspbianからCentOSに移行した時ほどの衝撃はありませんでした。
<過去記事 初めてのVPS契約>
今回、サーバー追加で一番安いプランで申し込みました。
ConohaのVPSプランはサーバーを「1時間1円から」というお手軽価格で運用する事が出来ます。
※サーバーを構築してイメージ保存しておき、動かさない時はサーバーを消す。再度使うときは保存イメージから復元するという方法を取ると最低限の料金で利用できます。
ここからは、過去記事に沿って環境づくりを進めます。
少し違うところだけポイントとしてコメントを入れます。
まずはVPSの環境づくり
VPSの使い方 ②初期設定 - DreamerDreamのブログ
OS8からはパッケージ管理ソフトがyumからdnfに変わったそうです。
理由はyumはCentOS8では廃止されたpython2系、dnfはpython3系ということです。
けど、yumコマンドを読み出しても今の所OK!なので肩肘張る必用はありません。
詳しいサイトによりますと↓
[CentOS8] yum を愛するあなたに送る、 dnf 乗り換え講座 | 株式会社ビヨンド
通常の管理ならyumがdnfに変わっただけでコマンドはほぼ同じ。むしろモジュールという概念が入って扱いやすくなったということです。
VPSの使い方 ③不要なサービスとポートを閉じる - DreamerDreamのブログ
これもこれまでと同じファイヤーウォールの設定でOKです。
VPSの使い方 ④必用なアプリをインストールする - DreamerDreamのブログ
CentOS8はpython2系は完全に廃止られたっぽいからpython3オンリー。
逆にpython3が最初から入っているので改めてインストールする必用はありません。
pip3も入ってます。
wsgiのインストール
sudo dnf install -y python3-mod_wsgi
VPSの使い方 ⑤SWAP領域を拡大する - DreamerDreamのブログ
ここまででVPSの設定は完了です。
Djangoのインストール
Djangoの使い方①基本(超簡単!5ステップでDjangoを動かす) - DreamerDreamのブログ
Djangoの使い方②基本のアプリケーション作成(HelloWorld!) - DreamerDreamのブログ
Djangoの使い方③サーバー連携Ⅰ(Apache2とDjangoの連携テスト) - DreamerDreamのブログ
この中の
sudo apt-get install libapache2-mod-wsgi-py3
コマンドは通らないようで、dnfからは
とすると通ります。
ここまでで、今まで運用していたCentOS7からの以降準備は万端です。
Djangoも問題無く動いてくれたのでとりあえずこの状態でサーバーをイメージ保存しておきます。