ここ数日、全国的に40℃近くなっちゃってワンちゃんのみならずご家庭のペットのためにエアコンはフル稼働していることと思います。
犬の場合は体温が40℃を超えると熱中症と診断されるようですが、それも個体差がありますので普段から正常な状態での体温も意識して記録しておくべきでしょう。
熱中症になった犬の約7割が家の中で熱中症にかかっているそうです。
ご存知かもしれませんが犬の体温調整は肉球と舌のみですので人間のように全身から発汗できません。よって犬の体温は上がり易いので人間が暑いと感じるようであれば危険な状態と判断しましょう。
犬用の熱中症対策グッズは色々あります。
まずはペットショップではお馴染みのジェルマット。
確かにお腹が冷えて良いのですが、難点はやはり使っているとすぐ中のジェルが体温で温まってしまいます。
加えて通気性が悪いので蒸れてしまうことです。
下の商品はスノコのアルミ板、中に保冷剤が入れられ強制的に冷却が出来ます。加えて放熱性の良いアルミ板のスノコなので通気性もバツグンです。
良く考えられています。
冷え冷えのおもちゃを与えるという選択肢もあります。
なめたり噛んだりして遊んでいるうちに体温が下がります。
これなら氷を与えても同じじゃないの?と思いますが氷の場合は溶けた場合に水たまりが出来るので室内犬には不向きです。逆に屋外犬の場合は氷で充分ですね。
犬の体温調整の要である舌と肉球が冷やされます。
本能的に寒くなると止めるので↓のような
首に巻いて強制的に冷やすものより良いのではないでしょうか?
しかし、これはレビューによりますと相当な危険温度にならないと知らせてくれないそうです。
頼りすぎて警戒音が鳴った時点でアウトでは意味がありません。
「今日は暑すぎるから散歩は止めておこう」とか「今日はエアコンが必用」と飼い主がしっかりしていれば必用ありませんね。
今現在このブログで熱中症対策について調べている方にとっては不要な物でしょう。
それより遠隔で温度を知らせてくれたり犬の様子をモニターしてくれるグッズの方が必用だと思います。
外出するので部屋のクーラーを入れていたのにいつのまにか停電して止まってしまっていた。なんて事態こそ考慮すべきでしょう。
こちらの商品はカメラ機能こそ無いものの部屋の温度を遠隔地から監視できます。
そればかりか異常温度の検知時と停電時に電力が復旧したらメールで知らせてくれます。
そしてメインが学習リモコンということで、エアコンのリモコンとして機能してくれます。
つまり、万が一停電や室温の異常を検知したらメールで知らせてくれて、慌てて駆けつけなくても遠隔操作でエアコンを入れる事が出来るのです。
遠隔監視カメラ
を使って監視していても遠方であれば手立てが無いことを考えるとこれこそ正に不測の事態に備えた装置でしょう。
熱中症対策は室内でクーラーの効いた部屋で過ごすのが一番ですが、犬種や環境によってはそれも難しい場合もあるでしょう。
屋外の場合はスポットクーラーで冷やしてあげるのが良いのですが、
さすがに高すぎる。
その場合は長時間の動作に適した業務用扇風機がオススメです。
家庭用扇風機より遥かにモーターが強く安心して使えます。
それに加えて扇風機に取り付けられるミスト発生器
ミスト+扇風機を組み合わせると気化熱で温度がぐんと下がります!
最後に、お散歩時の路面温度って気になりますよね?
太陽が沈んでもアスファルトの路面って以外に熱いままなんです。路面に近いワンちゃんにとって路面温度って凄く大事!
けど「手で路面を触って確かめるのは何かイヤ!」という方は非接触型の赤外線温度計が良いでしょう。
これがあれば路面温度もワンちゃんの温度もピッっと一瞬で測れます。
いかがでしたでしょうか?
お気に入りの熱中症対策グッズは見つかりましたか?
愛犬が残念なことにならないよう常に万が一に備えておきましょう。