実際に犬を飼ってみて「これは絶対必要!」というものと「買ったけど要らなかった!」という経験から、犬を飼い始める時に揃えておくべきグッズと、必要無いグッズをペット用品以外も含めて精査していきます。
初めて犬を飼う場合、意外と思われるものもあると思いますので参考にしてみてください。
絶対に必用なグッズ
エアコン
室内犬の場合はエアコン必須です。屋外犬の場合は扇風機+ミストが良いでしょう。
雑巾やタオル
水入れをひっくり返したり、変な所でオシッコしたり、子犬には何かと必要です。大量に用意しておきましょう。
トイレットペーパーホルダー
トイレットペーパーを扱いやすくしておくとイザというときに助かります。
いろいろ試しましたがやはりカラカラカラと回るタイプのものが使い易いです。
トイレ
淵の高いものがおすすめ!
洗うときやシートの交換でも手が汚れにくいです。小さいものだと「うわっ!おしっこ触っちゃったよー(悲)」なんてことがよくありました。
ワイドタイプとレギュラータイプがあり、犬の大きさによって選びましょう。
トイレシート
枚数は少なくなりますができるだけ厚手のものが良いです。
薄いものは吸水性に劣ります。薄い物の中には「1回分のオシッコを確実に吸収」なんて書いてある物もあり、一回ごとに取りかえ推奨だそうです。
ワイドタイプとレギュラータイプがあり、トイレの大きさによって選びましょう。
餌入れ
底の広くなっているタイプのものがこぼしにくくて良いです。
おちゃわんのように下が小さい形状だと端を踏んでこぼす事があります。
ドッグフード
ペットショップやブリーダーで与えられていたものと同じものを用意しましょう。
フードを変える場合は徐々に変えていきましょう。
おやつ
躾のご褒美として用意しておきましょう。
人間の食べ物は塩分が高いのでハムやソーセージも必ず犬用のものを与えましょう。
水入れ(給水ボトル)
ペットショップやブリーダーによって使われているものと同じタイプの水入れや吸水ボトルを選びましょう。
吸水ボトルは清潔でオススメです。加えてペットボトルが使えるものだと交換が容易なのでさらに清潔に保ち易いです。
水入れや給水ボトルへ切り替える場合は犬が飲み方を確実に覚えてからにしましょう。
おもちゃ
紐を編み込んだタイプのものが歯磨きにもなるのでオススメです。
ベッド
犬の大きさに合ったベッドを用意しましょう。
冬にヒーターを入れる場合は小屋タイプになっているものが温かくて良いです。
バスタオル
洗ったときに人間以上に毛が多いので犬種によっては一度に何枚も必要になります。
コーミングブラシ
日頃のケアとアンダーコートの手入れに必用です。
ファーミネーターは柄が強く、アンダーコートまでしっかり抜けるのでオススメ。
散歩用バッグ
きちんとした飼い主であるというアピールのためにも必要です。
何も持っていないと、他の犬のうんちが落ちていた場合でも悪い噂になる可能性があります。
散歩時のうんち袋
きちんと持ち帰って処理しましょう。ビニール袋の中にトイレに流せる専用の紙が入っているものもありますし、自分で用意しても良いです。
ペットボトルの水(散歩時)
散歩でオシッコしたときに流しておきましょう。あと飲み水としても使えます。
首輪/ハーネス
ハーネスのほうが安心です。小型犬の場合は多少強く引っ張ってもハーネスなら首を痛めないし大型犬の場合も首輪のように抜けることもありません。
僕の場合は首輪はネームプレートを付けるためだけに使っています。
リード
伸びるタイプのリードもありますが伸びるリードは壊れます。壊れないオーソドックスなリードも用意しておきましょう。
赤ちゃんのお尻ふきシート(厚手)
犬用のウェットシートよりこちらの方がリーズナブルで厚手で便利です。
ペット用ヒーター
冬には必用です。
次亜塩素酸水
次亜塩素でオシッコの臭いが一発で消えます。漂白剤でも作れますが変なものが混じっていない犬が舐めても安全なものが犬用として出ています。
ジョイントマット
フローリングの場合は足が滑ると股関節を傷める可能性もあるのでクッション材は必需品です。ジョイント式が洗い易くてオススメです。
ケージ
トイレのトレーニングには欠かせません。
犬種や部屋の大きさによってケージの大きさを選びましょう。
ジャンプ力のある犬は蓋のしっかりしたタイプのものを選びましょう。
あった方が良いグッズ
爪切り
散歩量の多い犬は自然に削れるので不要です。
定期的にトリミングに連れて行く場合も不要です。
綿棒
耳掃除や歯垢除去で使います。
ネームプレート
迷子の際には大いに役立ちます。
チップが入っていても保護した人が読めた方が素早い対応が期待できます。万が一に備えましょう。
カット用ハサミ
毛が絡まったり毛に巻き込んだりした場合には必用です。
犬の肌を傷つけにくいものを選びましょう。
人用ドライヤー
↓のタイプのものをウェスト辺りで挟むと両手が使えます。後ろから吸気するタイプのものはウェスト周りで挟むと発熱して危険です。
服
室内飼いの場合、オシャレだけでなく抜けた毛が服で留まってくれるので助かります。
マナーパンツ/マナーベルト
お出かけの際に万が一に備えておくと安心です。
犬用シャンプー
人間用のシャンプーは臭いを嫌がりますので犬用シャンプーを使いましょう。
歯磨きグッズ
ロープ等で遊ぶと自然と磨けているようですがやはり徐々に歯が黄ばんできます。
おもちゃで遊ばない犬には必須です。
スポイトで垂らすだけのタイプのものが便利です。
あれば便利なグッズ
お出かけ用ケージ
車のシートに載せているだけではカーブや急ブレーキの際に吹っ飛びます。
安全の為にシートベルトで固定できるタイプを1つ用意しましょう。
伸ばせるリード
この伸ばせるリードいくつ壊したでしょうか・・・何度も伸び縮みさせているとけっこう壊れます。犬は楽しそうです。
犬用ドライヤー
両手が使えるので便利です。布団乾燥器とどう違うのかは不明です。
犬用バリカン
トリミングを自分でする場合には必用です。
但し、毛質によっては細すぎて刈れない犬もあります。
ネットワークカメラ
小屋の中を外部から監視できます。
熱さでぐったりしていないかとか、特に子犬の場合はミルクをこぼしてしまったりするので様子が見れると安心です。
自動給餌器
上のカメラ付きのタイプの物もあります。
外出が長くなる時に遠隔操作で餌が与えられると安心です。
雨カッパ
雨の日の散歩は控えたいですがどうしても散歩に行く場合には後の乾燥作業が楽になります。
シャンプーシート
洗うほどでもないちょっとした汚れにはこれが助かります。
必要無いグッズ
自動循環型給水器
自動で水か循環して綺麗な状態を保つグッズですが、給水ボトルがあれば必用ありません。給水ボトルなら不必要に空気に触れないので雑菌が水に触れにくいですしホコリも毛も混入しません。
散歩用給水ボトル
散歩時に持っているオシッコを流す為のお水に綺麗な水を入れていれば必用ありません。
呼び笛
これは犬に競技をさせる場合には必用ですが、普通にペットとして飼っている場合には不要です。
散歩時はリードを付けるのが鉄則ですしドッグランでも限られた空間ですので超音波を使って呼ぶほど遠くにいくことは通常ありませんよね?
ドライシャンプー
これは介護が必用になったときとか使えるかもしれませんが、少なくともシャンプーシート以上、水の必用なシャンプー以下の中間的存在な存在なのでガッツリ汚れた時にはシャンプー、ちょっとした汚れはシートと切り分けていれば飼い始めた当初は必用ありません。
犬用体温計
犬用のは高いだけ、人間用ので充分です。
犬用靴
確かに汚れ防止にはなります。
しかし炎天下で熱くなったアスファルトでも火傷をしないようにって、ちょっと待ってくださいよ!そんな時に連れ出しちゃダメです!飼い主が散歩道の安全性を理解するべきです。
使えなかったグッズ
むだ吠え防止グッズ
これってこのグッズを付けている時だけ効果あります。外せば一緒!
それより、無駄吠えしたら押し入れに閉じ込めて大人しくなったら出すという訓練のほうが効果ありました。
食糞防止薬
「うんちを食べると辛い」ということを印象づけて食糞を無くすというグッズです。
結局、うんちにかけて食べるのを待つのは苦痛ですし、それよりうんちを見つけたらさっさと撤去したいです。長時間留守にする場合には散歩させて先にうんちをさせておく。ということをすれば必用ありませんでした。
以上です。参考になれば幸いです。