3Dプリンターの造形時の悩みの一つが造形物の「反り」と「剥がれ」ですよね。
皆さんマスキングテープやカプトンテープ、糊など、いろいろな対策がされていますが、
この悩みの解決にオススメしたいのが「3Mから出ている3Dプリンタ用のプラットフォームシート」
どういうシートかといいますと、下の公式動画の通りなのですが
3M™ 3Dプリンタープラットフォームシート3099ABについて
実際に動画を見ても
「こんなん宣伝用でしょ?」
と疑いますよね?
はい、僕も疑い深いので疑っていました。
だがしかーし!
ものすっごい効果絶大なのですよ!
このシートを使うようになってから反りや剥がれにはほぼ無縁!
まあ、3Dプリンタに慣れたので造形のコツも掴んでうまくサポート材を作れるようになってきた。ということもありますが。。(自画自賛)↓
けど、お高いんでしょ?
と思うでしょ?
Amazonで2000円台で3シート入っています。
そしてこれ、使い捨てじゃないんです!
何回も、いや何十回何百回と出力をしても造形前にアルコールでしっかり拭いてあげれば定着力が復活!!
僕の場合、1シートで約2年以上無交換で使えました。
2年以上使っていても定着力は問題無いのですが、小傷が目立ってきたのでそろそろ交換しようと重い腰を上げることにしました。
小傷も気をつけていれば避けられた傷ばかりなので自分のせいなのです。
ということで今回は2年ぶりのシート交換を公開します。
貼り方はパッケージに書いてありますが、過熱&冷却を繰り返してダメージを受けた古いシートが綺麗に剥がれるのか?という心配があります。
あと、気をつけるとこと言えば、最後に保護フィルムを忘れず剥がすこと!ですね。
剥離紙は3M製品お馴染みのマーク
大きい場合はプリンターのサイズに合わせてカットしましょう。
さて、古いシートを剥がします。
カッター丁寧に浮かせてから(シートの下にゴミを巻き込んでいるのは見なかった事にしてください。)
えいやっ!と指で剥がすのですが。。。これが結構硬い。さすが2年!しっかり定着しちゃっています。
頑張って剥がしたシート。これは再使用不可能です。
シートの糊の残りは全くありませんでした。元はガラステーブルなので当たり前ですがツルツルです。
シート外のホコリだけ目立っています。
テーブルを綺麗に拭いてホコリを除去してから新しくシートを貼ります。
気泡やゴミが入らないように端から丁寧に貼ります。
スクレーパーが無かったので指でキュッキュと丁寧に貼っていきます。特に力は要りませんし、少し失敗しても問題無く剥がせますので焦らずに。
張り付け後。おー、今回は綺麗に貼れました。
見えにくいですが、最後に保護フィルムを剥がして張り替え完了です。
実際に出力してみます。
ピッカピカ!
いかがでしょうか?LEDの反射を無くしても綺麗なのが解りますね。
0.15mmの綺麗なフィルム状になっています。
再度お伝えしておきます。
プラットフォームシート、いいですよー!!