DreamerDreamのブログ

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未来の車には自動運転システムより先に「自動停止システムを義務化」するべきだ

自動運転がいよいよ本格化してきました。

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 以前、このブログでも自動運転に絡む問題点を取り上げたことがあります↓

dreamerdream.hateblo.jp

 

今回は「自動運転が出回るより先にやることがあるんじゃないのか?」

という個人的な意見を述べることにします。

 

それが「自動停止システムの義務化」です。

 

どういうシステムなのかを簡潔に述べると

停止権限の装置からの停止信号を受信するとハザードを点灯させてジンワリ停止する装置

です。

  

 

考察

これは、近年「煽り運転」や「カーチェイス」など、モラルの疑われる行為が度々問題になっていることに対しての安全な対処法です。

 

自動停止装置の具体的例

装置の取り付け

①自動停止装置を新車、中古車等の販売時には付けなければ販売出来ないもの(輸入車も含)とする法令を施行します。

装置を自分で取り外しや改造を行なった場合には罰則の対象になるものとします。

 

法令施行直後は期間限定で「安全車両」として補助金制度を適用できるものとします。

若しくは自動車税の引き下げ対象とします。

 

装置の確認/点検

②警察車両(確認権限のある装置)はナンバーと照合させて※無線でこの装置が正常に機能しているかを確認する(正常なコードが送受信できる)ことが出来るものとします。

運転手は装置の状態を任意で知ることが出来ることにします。

装置の案内:「停止装置は正常に機能しています。」

 

③装置が取り付けれているはずの車両にも係らず正常に機能していないと判断された場合、運転手へ事情を聴取します。故意でない場合(故障放置は罰則)は修理を勧めることで罰則は無し。

警察車両が(改造車や危険運転など)不審であると判断した車両へは運転手への事情聴取の際に、装置の機能確認(実動作確認)が行えるものとします。

故意に破壊改造されている場合には罰則対象とします。

 

※警察による無線による装置の確認には従来のスピードチェックのように、車両後部から確認装置でチェックする方法、ねずみ取りのように確認装置を固定して前方からチェックする方法が考えられます。

 

装置の作動

④警察が暴走車両(危険運転、逆走など)を発見した際、警察は車両ナンバー等と照合して※停止許可を取り、間違いないよう自動停止コードを送信します。

※停止許可:警察が実際に停止コードを送信する際、警官個人の権限で悪戯に停止させることのないように車両ナンバーと照合させ本部へ停止許可を取る必用があります。停止の際には画像記録が義務となります。

 

⑤装置は車両のハザードを点滅させ、3秒後に徐々にスピードを緩めるように動作します。完全停止でブレーキを効かせた状態を維持し、サイドブレーキなど物理的停止装置の作動を案内します。

 装置の案内:「車両のサイドブレーキをかけてください。」 

 

開発のしやすさ

今現在実用化されている「衝突防止装置」の自動ブレーキ機能を応用すればこのような装置を作る事は難しくはないと思います。

警察が武力を行使できない日本の暴走車への対応として適切だと思いませんか?

 

課題

現行の自動ブレーキ装置のあるAT車が対象であり、ミッション車などには適応が難しいこと、暴走行為を行なうものがあえて自動停止装置装着車を選択するとは思えない。

しかしながら、盗難車両の場合なら自動停止することで確実に停止出来、盗難車両によるカーチェイス行為の被害を抑えられるというメリットは大きいでしょう。

また使用する電波帯域に対する課題もあります。

 

展望

自動停止装置の電波帯域が確保出来ていると、将来的に自動運転車が運用を開始した際、この自動停止装置の通信電波帯を使って車両同士の円滑な通信が行なえるようになることでしょう。

 

 僕の考えた誤発進防止装置もご覧ください↓

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