前回発注して届いた部品を使って回路を組んでいきます。
<注意>
オゾンガスの発生装置は高電圧で作動します。
自作する場合は必ず自己責任で、感電しないように気を付けましょう。感電は場合によっては命に関わります。
またこのブログは決して装置の自作を推奨するものではございません。
装置の動作中はオゾンガスが発生します。
高濃度のオゾンガスは中毒症状を起こします。
室内で動作させる時には換気に気をつけましょう。
小さなお子様やペットのいる部屋では使わないようにしましょう。
組み立て
基板にこんな感じで綺麗に並べて〜、
と思っていたのですが、部品を基板に綺麗に並べていくうちに面倒になっちゃって(オイっ)
最終的には空中配線です(雑)。
イオンの流れを良くする為には出来るだけハンダ付け時に棘が出ないようにハンダ付けするのが良いそうですので半田モリモリ状態でハンダ付けしていきます。
最終的に7.5段(10段の予定でしたが、1段に4個必要なダイオードを30個しか注文してなかったという凡ミス・・・)のコックロフト・ ウォルト回路が完成しました。
動作確認
とりあえず回路が機能しているか試すには放電させるしかありません。
約1cmぐらいの放電現象が見られるので10kV近くは出てるでしょうか?
放電しない程度に端子を近づけるとシューというイオン風の音が聞こえ、オゾン臭もしますのでオゾンを発生させるという本来の目的は適いそうです。
効率良くイオン風を流すためにGNDをアルミパイプにします。
実際の動作の様子はYouTubeに上げています。
結構イオン風が出ているので原理はこれでOKなようです。
この動画を投稿した当日に、「オゾンガスでコロナウイルスを無害化できる」という研究結果が発表されましたので驚きました。
<参考>
あとは筐体を作れば完成!
ですが、Web上で同じような回路で「マイナスイオン発生装置」を作ったという作例を見てみるとダイオードの極性が逆ということを発見しました。
なるほどそうするとマイナス電子を放出できるのですね(?)
通常のコッククロフト・ウォルトン回路
この回路のダイオードを反転させると、
こうなります。
マイナスイオン自体は僕は全く信用していないのですが、皆マイナスイオンを発生させたがるし、その方が世間的にも聞こえが良さそうなので回路を反転させてみようかと思います。
次回↓