ここ数日前に突如MacBook Air の蓋が閉まらない!という状況になりました。

バッテリーも随分前から充電出来なくなっているので経験上、「これはバッテリーの膨張で本体が歪んでいるに違い無い!」
と踏んでバッテリーの交換をすることにしました。
Macのモデルの確認はMacデスクトップ上のリンゴマークから「このMacについて」を見るとすぐにわかります。
MacBook Air のモデルを識別する - Apple サポート
[MacBook air 2014 early]
こちらのモデルです↓
http://www.cc.kyoto-su.ac.jp/~atsushi/Computers/pdfs/MacBook_Air_13_Early_2014.pdf
本体裏の刻印からモデル番号も解ります。

モデルナンバーは
「 A1466」
これに合うバッテリーを探すと互換品はすぐに見つかります。
今回注文したのはこちらのkeliboというブランドのバッテリーです。

結構しっかりとした梱包で専用のドライバーも付属しています。

MacBook Airはそもそも自分でバッテリー類の交換を想定していない作りなのでネジが星形で少し特殊です。
バッテリーを止めているネジは六角なので精密ドライバーキットの中に含まれていることがありますが星形は見かけないのでネットで注文するしかありません。
ねじ回しだけ単品でも売られていますが500円くらいするのでバッテリーとセットなのは大変有り難いです。
裏蓋を外すと奥の2つだけ長いネジになっています。

蓋を開けたところです。

どうやら矢印のバッテリーが少し膨張している様子です。
バッテリーを止めているネジは4角と真ん中の5カ所ありますので外します。

これは手前側のネジ2つだけが短い仕様のようです。
コネクターを外すのは、写真で見て上側に引き抜くだけです。(引っ張る用のツマミが付いてる)
新旧バッテリーの比較です。(上が旧)

横から見てみると、古いバッテリーセル4つのうち1つが若干膨らんでいるように見えますが蓋が閉まらなくなるほど膨張している風には見えません。

新しい方を付けて蓋を閉めてみましたが、やはり蓋が綺麗に閉まりません。

「歪み切ってしまったのか?」と分解した状態でじっくり観察してみると、どうやらヒンジがうまく動いていない様子でした。
そこで、基板にかからないようティッシュで覆いながらシリコンスプレーをヒンジに注入。

しっかり注入して何度かパカパカと馴染ませると〜
見事!閉まりました。(ほっ)

ということで、蓋が閉まらないのはバッテリーのせいじゃなく、ヒンジの問題だったようです。
シリコンスプレーって便利だなぁ
まあ、バッテリーの状態は「バッテリーの交換修理」と出ていましたのでついでに交換も出来たので結果オーライです。

充放電回数1回って気持ちいいですね。
ということで、もし「蓋がしまらないよー!」とお悩みの方がありましたら一度ヒンジを見てみると良いかもしれません。
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