ベニヤ板などの端っこをまるで一枚板のように上手に隠してくれる化粧テープを3Dプリンタ出力品に貼ると木工のような仕上がりになることを発見したので共有します。
Amazonなどでも木口貼りテープ等の名前で売られているこのテープです。
このような切口が↓
テープを貼るだけでこうなります↓
今回使用したのは天然木材を使用したこちらのタイプ。
天然木を使用したものはプリント品と違って少し癖があります。
通常、この状態で入っていますが、巻きグセが強く、まっすぐに伸ばそうとしたり、逆に丸い部分へ巻きつけようとするとパキッと割れてしまうことがあります。
なので、使用前によくアイロンで伸ばします。
これをすると全く割れなくなります。すごく大事です。
3Dプリンター素材も「合成樹脂」と呼ばれますが、もともと木の脂が天然樹脂なので同じ用に熱で変形する性質は似ていて当然ですね。
「曲げ木加工」と呼ばれる木工の方法もあります。
しっかり熱を加えて伸ばしてあげると、このように巻きつけて貼っても割れません。
難しいですが、貼りながらアイロンがけをするとベストかもしれません。
今回は、このような無骨な3Dプリント品にこのテープを貼ります。
これをこうしてー
こうじゃ!
いきなりですが完成です。
当たり前ですが触った質感はまさに「木」そのものです。
木のような3Dプリンターフィラメントよりはるかに木そのものでWood!。
というわけで、簡単な形状であればこのテープを貼るだけで木工細工のような質感に仕上げることができます。
今回は以上です。