「パソコンとかソフトとか無しに簡単に3Dプリンターが使いたい!」という方へのオススメが「3Dペン」です。
立体アートが描けるペンで、大人から子供まで楽しめます。パソコンもソフトも必用ありません。必用なのはアイデアだけ!
【トリックアート・錯覚】『話題の3Dペン!』作品のクオリティーが高い!不思議映像・描き方の世界
使える素材も色々あって基本的に3Dプリンターでもよく使われているPLAやABSといった直系1.75mmのフィラメントを使用したものが多いです。
3Dプリンターで余ったフィラメントの有効活用としてもオススメです。出力品のちょっとした手直しや部品同士の接合に使えます。
しかし3Dペンという手にもって作業する性質上、よほどのことが無い限りABS素材はあまりオススメしたくありません。
ABSは臭いがキツイというだけでなく溶けると有害な微粒子を放出するため喘息など体調不良の要因になる可能性もありますので要注意です。
もしお子さんに使わせるならABSより温度の低く無害なPLA素材か、あるいは火傷を防ぐためにもっと温度の低いPCL素材を使ったものが望ましいでしょう。またノズルが高温にならない光硬化樹脂を使ったものもあります。
↓スイッチやディスプレイで「ABS」か「PLA」の温度が選択できるモデル。
↓上記のものの電源がUSBになっており、モバイルバッテリーで使用できるもの。
ABSの使えるものは高温設定が可能な物が多いのであまり子供向けとは言えません。
↓PLAのみに対応しているもの。どちらも子供が使う事を想定した作りのものです。
<上記の3Dペンで使えるフィラメント>
PLAフィラメント カラフルなフィラメントのパック。20色、24色、30色とりあえずこれだけあれば困らないでしょう!
ABSフィラメントも6色、20色と沢山あります。
↓PLAより低温で出力出来るPCL素材のものがこちら、PCLは無毒無臭で50℃程度で軟らかくなる素材だそうです。大人が使っていてもスタイリッシュなデザインのものもあります。
PCLフィラメントはこちら
↓キッズ用のプラスチック素材として出ているのがこちらの商品。
使える素材は直系0.5mmのキッズ用3Doodler専用のフィラメントで「低温で溶けるバイオプラスチック」だそうですが、PCLとは書いてありませんしフィラメント直系も特殊なので専用フィラメントしか使えないようです。
↓こちらは光造形式で光硬化樹脂をUVライトで固めながら出力するのでペン先が熱くなりません。光硬化樹脂とは手作りアクセサリではおなじみの「レジン」ですね。
専用のカートリッジがあります。
↓こちらも光造形タイプのものですが、もっともっと簡単に3Dアートを楽しめるサンプル教材までいろいろ揃ったセットです。
【3Dドリームアーツペン】はじめてセット【初心者さんにおすすめ!】
3Dペンといっても色々な種類がありますね。
どれも3Dプリンターに比べたらお手頃価格なので是非一度立体造形の楽しさを味わっていただきたいです。
けどやっぱり3Dプリンターのが良い!という方は機種選択の際の参考にしてください。↓
3Dプリンターの面白い作品もご紹介しておきます。