先日、数年前から稼動している防犯カメラ、最近一定期間ごとに「ピー」という起動音がするので調べて見たら勝手に再起動している様子。
上司「ちょっとポンさん、防犯カメラがおかしいんだけど調べられる?」
ポン「またHDD交換ですかねー?」
とっくに保証期間が終っている機械なので以前は僕がHDD交換をしました。
けど、今回はHDDはちゃんと動いている様子。
ポ「変なマルウェアでも仕込まれたんじゃ無いですかねー」
上「やめてよ、それって直る?」
ぽ「無理でしょ。とりあえず壊れてもいいならいろいろ試してみますけど・・・」
上「おう買い換え時期だろうしまかせるわー。」
など言ってHDDの電源を抜いたりカメラやネットの接続を切ったりいろいろ試してみたんだけどそのときは異常が出ないので原因不明。
普通に動いててしばらくすると勝手に再起動しているという有様なので、再起動時を頻発してHDDが壊れたら嫌なのでHDDだけ外してカメラだけでしばらく放置していましたが・・・。
あるときふと画面を見たら画面にノイズが入った状態でフリーズしていました。
そして、そのまま見守っていると20秒ぐらいで「ピー」という音とともに再起動しました。
これか!
原因はどうやらHDDでもマルウェアでもなく本体の異常ようです。
一応、異常を感知して再起動しているのでウォッチドッグが機能しているようです。
<ウォッチドッグとは↓>
立ち上がり時の機能チェックも全て”OK”となっているので制御系も生きているようです。
<推測>
- 暑くなって来た時期に起こり始めた
- 画面にノイズが入ってフリーズ
ここで過去に一度同じような時期に謎のエラーが出たNASを思い出しました。
その時はエラーの原因は放熱不足による電源部品(電解コンデンサ)の異常によるものでした。
確かに、コンデンサならそろそろ寿命が来てもおかしくは無い年数が経っています。
電解コンデンサの膨張なら見た目でわかります。
電源のノイズ除去の為のコンデンサが異常でノイズによる異常動作なら今回の症状は納得できる。
ということで、「電源周りのコンデンサが怪しい」という推測を立ててとりあえず分解しました。
ポ「見てください!犯人はこいつです!」
上「なに?全然わかんない」
ポ「この2つのコンデンサが破裂しちゃってます。ふくらんでるでしょ?」
上「言われてみれば確かに他のと比べたら張れてる!」
ポ「手持ちのコンデンサを付け替えてみますね」
上「まかせるわー」
ということで手持ちの同じ容量のコンデンサに取り替えることに。
Vが違いますが (古いのは16V、新しいのは25V)大きいので問題無し。
付いてたコンデンサを外して〜
ちゃちゃっと取り付けます。
足が浮いているのは大きさが違うから仕方ない。
起動確認
OK!OK! オールグリーン!
ポ「できました!」
上「もう?」
ポ「これで大丈夫だと思いますよ」
上「すまんなー。何が原因だったん?」
ポ「つまり、カクカクシカジカアレアレから〜○○と推測したので〜(自信たっぷりの説明)・・・
機械「ピー」
ポ/上「え??」