前回、10万円以下の商品を纏めました。
今回は家庭用として出ている10万円以上のハイエンドクラスの商品を比較します。
XYZプリンティング ノーベル1.0A
317,672円
SLA 紫外線レーザー式
[造形エリア]
128(L)×128(W)×200(H) (mm)
[造形精度]
XY軸: 0.13mm
Z軸:0.025mm
Nobel 1.0A Review DLP Printer Review - XYZprinting SLA
造形エリアはSLAならではの広範囲
熱溶解式3Dプリンター、ダヴィンチシリーズでお馴染みのXYZプリンティングさんの光造型機。
大きなエリアでもレーザー走査式なので滑らかな精度の高い造形が可能です。
しかし、こちらの廉価版ノーベル1.0の定評価を見てしまうと「レーザーだからといって決して満足できるとも限らないのでは」と疑ってしまうのが正直なところです。
FLASHFORGE フラッシュフォージ DLP Hunter
432,011円
DLP式
解像度:FHDとあるので→(1920×1080)
[造形エリア]
120(L)×67.5(W)×150(H) (mm)
[造形精度]
XY軸: 0.0625mm
Z軸:不明
Wi-Fi接続
【3Dプリンター】光造形機 FLASHFORGE Hunter(ハンター)を徹底レビュー #1 / 開封〜水平出しの方法【SHIGEMON】
本物のDLP式(プロジェクター式)で高速なのが特徴です。
DLP式と書いていながらLCD式のものが多い中、これは本物のDLP式です。解像度はFHD、プロジェクターの焦点を絞ることでLCD式のものよりかなり精度の高いプリントが可能になるはずですが、こちらは絞る機能は無いようですね。少し残念
Form2
520,000円
SLA 紫外線レーザー式
[造形エリア]
145(L)×145(W)×175(H) (mm)
[造形精度]
XY軸: 記載無し
Z軸:0.025mm
Tested In-Depth: Formlabs Form 2 SLA 3D Printer
光造形式では圧倒的な造形エリア
レジンの自動供給、温度コントロール、レジンタンクのワイパーなど造形失敗の原因を排除することを徹底した作りになっています。
レーザー式にこだわったFormは1、2ときてまた改良型の3が出るそうですので期待出来ます。
総評
安価なLCDを採用した低価格な製品が出ている中、このクラスは高価なレーザーやプロジェクターを使った方式のものはで、やはり高価になってしまいますね。