前回、5万円以下のSLA/DLA/LCD式3Dプリンターを纏めましたので今回は10万円以下の商品を纏めます。
5万円いかのモデル↓
XYZプリンティング ノーベル1.0
75,384円
SLA (紫外線レーザーによる樹脂硬化式)
[造形エリア]
128(L)×128(W)×200(H) (mm)
[造形精度]
X軸: 0.025mm
Y軸: 0.05mm
Z軸:0.1mm
XYZprinting Nobel 1.0 - First-time Printing
レビュー4件
5つ星のうち1.7
残念ながらあまり評価は高く無いようです。
現在主流になりつつある安価なLCDによる樹脂硬化ではなく、高価なレーザー式。
従来20万円以上の価格で、現在値引きで10万円以下になった機種なので、言わば一世代前の機種ですが、特徴としてLCD式のものより造形エリアは大きいです。
5万円以下でLCDモデルが多い中、あえてレーザー式を選ぶ人向け。
SLA 歯科や宝石用
55,000円
LCD式?
[造形エリア]
120(L)×70(W)×120(H) (mm)
[造形精度]
不明
3.5インチカラータッチパネル、Wi-Fi駆動が可能
レビュー、評価無し
この機種は、残念ながら情報が無さ過ぎます・・・。調べてもよく解らなかったので「買うべきでない機種」として挙げておきます。
HiEHA 3D SQ1
59,000円
解像度:2560x1440
[造形エリア]
115(L)×65(W)×100(H) (mm)
3.5インチタッチスクリーン
Wi-Fi搭載
停電時自動復帰機能付き
HiEHA SQ1 LCD SLA Printer- New Model. Initial setup and print
レビュー、評価無し
こちら、造形エリアに応じて10万以上の機種も選択することが可能です。
このラインナップの中では一番まともな機種でしょう。
総評
今回10万円以下の機種を纏めてみました。
高価なレーザー式を採用したのものもありましたが、
10万円以下のものはどれも「イマイチ」感が否めませんでした。
徹底的に低価格というわけでもなく、特別に高機能というわけでもありません。
この中から選ぶとしたら、消去法で
HiEHA 3D SQ1
しか選択肢がないでしょう。
しかし、これなら5万円以下の機種の方がコスパは良さそうです。
次回は10万円以上のハイエンドクラスを比べてみます↓