今回は各パーツごとに組み立てたものを組み合わせることになります。
まずは動輪のスプロケットの長い方の軸を柱を立てた筐体側へ差し込みます。
次に、モーターを設置するのですが、モーターの設置線の長さを等しくするために、端子がクローラーの上下方向に向くように設置することが推奨されています。
モーターはM4ネジである程度固定します。
この時ネジはきっちり閉め込まず、モーターがスライドするぐらい余裕をもって設置します。
後でベルトを張る際に、モーターをスライドさせて張力を調整する必要があるためです。
モーターを設置したら転輪を1つ転輪の軸に通して、出来るだけ等間隔になるよう軸受けをスライドさせて調整します。
転輪が等間隔になったらズレないように気をつけながら軸と転輪を抜いて、軸受けをしっかりとネジで固定します。
起動輪の軸に軽く設置していたワッシャとネジを外しておきます。
転輪を軸に2セットずつセットして、起動輪と全ての転輪の軸が軸受けに入るよう調整しながら、反対側の筐体を被せます。
起動輪の近くの転輪はスプロケットと少し干渉するので、きちんと別れるようにセットします。
動輪のワッシャとネジを戻して締め直します
柱のネジを軽めに固定します。(後でアルミフレームが入るので)
アルミフレームをナットと筐体の間に差し込んで中央にバランスよく設置します。
上下2本ともにアルミフレームを設置します。
柱のネジを締める時に転輪の軸が傾かないよう気を付けましょう。
しっかりと締めた後で傾きに気付いたら、また弛めて調整することになります(なりました)。
転輪の軸受けのネジを締めるのに短い頭の六角レンチが必要です。
六角レンチの頭が長いと転輪が邪魔になって締め込めません。
長い六角レンチが入らない場合はペンチでもある程度は締められますが、やはり六角レンチでしっかり締めたいところです。
これで本体はほぼ完成です。
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