一番手間のかかる部品「履帯」を作っていきます。
過去記事のこの部品です。
ネジはM3の25〜30mmを使います。(25mmが無かったので30mmです)
使う3Dモデルはディレクトリ「tracks」の中のものです。
出力した履帯パーツ
写真上から、ナット、ワッシャ、履帯1、スペーサー、履帯2、スペーサー、ネジの順番で必用な個数組んでいきます。
履帯の向きに要注意です。右用左用、裏表がありますので、同じ形のものを使いましょう。
ひたすら重ねてネジ止めして、左右合わせて64個必用でした。
フレームに組み込むとこのような感じになります。
テンションをかけた状態で車輪をネジ固定します。
車輪の幅は履帯の木に合わせる必用があるのですが、とりあえず仮止めします。
この時点できちんと回転できるか?の確認をしてみましょう。
履帯の木は1×4材を1cm刻みで切ります。
治具を使って下穴を空けます。
下穴が無いと、1cmなのでコースレッドを入れた時に必ず割れます。
ディレクトリ「zigu」の中にある
【zigu.obj.stl】を使うと良い位置に下穴を開ける事が出来ます。
コースレッドで先に組んだ履帯に固定します。
先ほどテンションをかけた車輪を緩めたり、履帯を固定しているネジを外すと履帯は簡単に外れるので外して作業しても良いでしょう。
車輪のテンションを緩めると履帯の脱着は横から可能です。
全部組み上がったらこのような感じになります。
これでクローラー本体は完成です。
お疲れさまでした。
あとは、ステッピングモーターを動かせば自由に動きます。
<動作している様子>
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