DreamerDreamのブログ

夢想家の夢です。〜揚げたてのモヤっとしたものをラフレシアと共に〜

型取りゲージを3Dプリンターで作ってみた

DIY好きな皆さんは「型取りゲージ」をご存知でしょうか?

Amazonでも販売されていますが、沢山のピンが並んだ構造で複雑な形状の柱などの型を取って、型に沿わせてカーペットを切るといった用途に使える便利な測定器具です。

 

 

 

あったら便利な道具なのですが、使う頻度が少ないので購入を見送っていました。

ふと「単純な構造だしもしかしたら3Dプリンターで作っている人いるかも?」と調べてみましたら、Thingiverseサイトで公開されているそのものズバリなモデルを発見しました。

 

型取りゲージは英語で「CONTOUR GAUGE」と呼ばれるようです。

www.thingiverse.com

 

ダウンロードすると沢山の3Dデータが見えます。

こちらのモデルはサイズが3種類。約10cm、15cm、20cmの本体モデルが用意されていて、ネジのナットがセットできる物と出力品そのものにネジを捩じ込む構造のものが公開されているようです。親切。

 

僕は約15cmでナットが入るモデルを選択しました。

・Frame_1_151.2.stl

・Frame_2_Nuts_151.2.stl

この2つが本体になります。

 

ブレードは先が鋭利なものとフラットなものがありますが、どのみち精度は出ないだろうとフラットなものを選択

・Blade_Flat.stl

 

便利なロック機構もあるようです。

・Lever_Standard.stl

・Spring.stl

 

15cmのモデルに使うブレード数は約63枚。プラスで予備をいくつか出力します。

 

ロック機構は単純ですがよく考えられています。

 

本体にブレードをセットしたらこんな感じですが、出力したままのブレードはベッドに定着させた箇所にバリがあるのである程度カッターやヤスリで整えます。

 

本体を平らな場所においてヤスリで削ってやればかなり滑らかになります。

 

こんな感じで測定物にブレードを密着させます。

 

はい!キレイに型が取れました。ロック機構も申し分ないです。

 

精度は市販品にはかなり劣ると思いますが、カーペットの切り出し程度の用途なら充分許容範囲だと思います。

 

市販品でも1000円台からあるのでわざわざ作らなくても。。。というご意見はこの際勘弁してください。

 

 

 

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