電線を屋外から引き込んだり出したりする場合には安全のため、上下の高さが決められています。
1つづつ見ると結構ややこしいのでできるだけ1つの図に纏めます。
引込線
電柱から屋内へ引込線を引く場合、このような関係が成り立ちます。
※電線を動かすのではなく、環境を動かしたほうがイメージがしやすいので引込線が中心となる図にしました。
原則は4m以上。
交通の心配が全くない場合は2.5m以上であれば認められます。
道路の横断がある場合は5m以上。
鉄道の横断がある場合は5.5m以上。
外部への送出
屋外や別棟へ電線を渡す場合の規定です。
簡易接触防護処置は2m以上。接触防護処置は2.5m以上必要で、屋内の場合は20cmの台に乗ったイメージでそれぞれ20cmずつ緩和されているようです。
地下を通す場合
道路など重量物が乗る場合には1.2m以上必要で、乗る可能性がない場合には0.6m以上となっているようです。