CuBaseをしばらく運用していると、少しばかり問題が出て来ました。
このように、スペック上の耐荷重以上の荷重をかけた状態で前後に激しく動かしていると徐々にプーリーの止めネジが弛んで来て履帯がグラグラになるということが判明しました。
そもそもそのような運用は想定していないだろうし、耐荷重以上の荷重をかける時点で間違っているのですが(笑)これをどうにか改善出来るのならしたいところです。
止めネジになるイモネジをかなりキツーく締めてみましたが何度試みても状態は改善しませんでした。
軸に何度もクッキリ締めた痕が残っています↓
そこで今回の改善策ですが、
CuBaseに付属のプーリーには予め予備穴?として90°違う方向にもう一つイモネジを締められる箇所があります。
そこにもイモネジが予め挿入されていますので、
使っていない方のイモネジを外してしまいます。
で、まずは通常通りに軸にプーリーを入れてイモネジを締めます。
シッカリ締めます。
次に、外したイモネジを追加で同じ穴へ入れちゃいます。
外れないようにシッカリ締めます。
図にすると、
通常はこのように軸が止めネジとしてイモネジで止まっているところ↓を、
「イモネジの弛み止めネジ」としてもう1つ上からイモネジを追加しているワケです。
結果、
左:対策実施前
右:対策実施後
同じように負荷をかけて動作させた後の弛み具合の比較です。
もしかしたら多少は弛んでるかなー?とも思い、対策をした側のプーリーをしっかり見てみましたが全く弛んでいませんでした。
工業系の方なら既知の情報なのかもしれませんが、ネットで検索しても出て来ないし、僕には1つ勉強になったことなのでこの情報を備忘録として残しておきます。