ここ最近、個人的に活用しているバッテリーがバイク用バッテリー「YTX4L-BS」です。
<参考:このバッテリーを利用した過去記事>
このバッテリー、「小さくて安くて信用のあるバッテリーメーカー」という選択で購入しましたが、これがなかなか使える代物です。
バイク用バッテリーなので当たり前ですが、頻繁に取り付け取り外しを考慮して設計はされていません。
今まで+−を確認しながら間違えないようにネジで止めていたのですが、いずれ間違える自信がありますし(おいっ)、何より頻繁に付け外しの作業をするのは煩わしいものです。
ということで、このバッテリーにピッタリなアダプターを自作しました。
照明付きスイッチを採用したので単体で通電(接触)の確認も出来ます。
スイッチは、僕は昔にマルツで買って在庫があった「DS850KSLGK 」という照明式波動(ロッカ)スイッチを採用しました。
Amamzonでも売られてますが、出品店の評価がクソボロすぎて…
3Dプリンター用.stlデータを公開しますので、もし作られる方があれば下記を参考にご自由にお使いください。
<Googleドライブ>
battery_switch.stl - Google ドライブ
中身はこのように配線しています。
赤色が+、黒色が−(左にちょろっと)、白色はスイッチ照明の−
スイッチ照明用の抵抗は1KΩを採用しました。(適当)
端子に接触する部分は手元にあった適当な銅板を切って曲げて半田で固定しました。
あと、念のため配線を3Dペンで固定しました。
3Dペンはこのような用途に使うとボンドより早く固まり、同じ素材でなので溶着させることが出来、また外したいときはニッパでえいやっ!と力を入れると付けた箇所だけポロっと取れます。
<参考:3Dペンについて纏めたもの>
空きスペースにヒューズを入れるのも良いかもしれません。
僕はPLAで作ったので、万が一バッテリーが熱を持ったらアダプター自体が温度ヒューズとして機能するんじゃないかな?(温度で軟らかくなって端子が外れるのでは?)と思っていますが、どうでしょうかね?(真夏の炎天下での使用はNGかも)
バッテリーへの固定は、バッテリーの蓋(?)部分に爪が食いつくことでぴったり収まるようになっています。
固定方法、は後ろの出っ張りとバッテリーが重なる位置で両端に上から力を加えて押さえ込み、後ろにスライドさせることでピッタリ収まります。
一度収まれば後ろの出っ張りが邪魔をして外れません。
外す場合は、この出っ張りを持ち上げて手前に引く事で簡単に外すことが出来ます。
※ちなみに、今回使用したバッテリーと同じ型だけど、通常の鉛電池ではなく、リチウム電池式のAZバッテリーというものがあります。
これはクローラモジュール「CuBase」を開発されているCuboRex社がイチオシしている商品でもあります。
今回使ったバッテリーとたぶん同じサイズなのに、1/3の軽さでバイクの始動容量も1.5倍、バッテリーサイクル4倍のバッテリーという大変優れものだそうで、僕も今使っているバッテリーの寿命が来たら交換しようかと検討しているものです。
これに今回のアダプターが対応出来るのかは現段階では不明ですのが、もしこの記事を参考にYUASA製以外のバッテリーにアダプターを採用さられた方があれば、使えた使えなかったのご一報いただけるとすごくありがたいです。